『Left 4 Dead』開発元が「ゾンビ×協力型FPS」の原点へ立ち戻る。その名も『Back 4 Blood』正式発表

 『Left 4 Dead』を生んだことで知られるTurtle Rock Studiosは、ゾンビがテーマの協力型FPS『Back 4 Blood』正式発表した。パブリッシャーはWarber Bros. Interactive Entertainment。対象プラットフォームは現時点でPC、PS4、Xbox Oneとされており、発売時期は未定だ。

(画像はTurtle Rock Studios公式サイトより)

 『Back 4 Blood』は一から開発されているトリプルA級規模の作品となっている。『Left 4 Dead』でひとつのジャンルとして確立した「ゾンビと戦う協力型FPS」を、新たな特徴と最先端の技術で拡張することを目指しているという。公開されたFAQでTurtle Rock Studiosは、「ルーツに戻り革新を巻き起こすつもりだ」ともコメントしている。

 残念ながらこの概要以外は『Back 4 Blood』のゲーム内容はほぼ不明で、イメージは一切公開されていない。現時点で開発は初期段階だという。なぜこのタイミングで発表に至ったのかについてはFAQに記されており、ゲーム業界に非常に野心的なプロジェクトを示して“ベストなもの”を求める、つまり開発へ向け優れた人材やリソースを集めることを目的としているようだ。

 このほか公開されたFAQでは、キャンペーンモードとPvPモードが存在すること、Valveの『Left 4 Dead』とは関係がない独自のIP作品であること、マイクロトランザクションのようなコンテンツに関してはまだ検討段階であることも明らかにされている。

(画像はSteam | Left 4 Deadより)
(画像はEvolve公式サイトより)

 Turtle Rock Studiosはアメリカ合衆国カリフォルニア州のレイクフォレストに位置する2002年設立の開発スタジオ。Valveとともに開発された『Left 4 Dead』と、2K Gamesのもと販売された4vs1の対戦マルチプレイヤーゲーム『Evolve』を制作したことで知られる。2008年発売の『Left 4 Dead』では一大センセーションを巻き起こし、一時はValve SouthとしてValveの傘下に。その後は2011年に独立してTHQと『Evolve』の開発に取り組み、そのTHQが倒産したあとも2K Gamesと同作を作り続け、2015年に無事リリースされた。

 だが『Evolve』は『Left 4 Dead』とは対照的にプレイヤー数が伸び悩み、F2Pへ移行するもコミュニティが定着せず、最終的に2018年9月にサーバー上のサービスを終了した。それ以降、同スタジオは表立った動きを見せてこなかったが、『Back 4 Blood』のタイトル名のとおり自身のルーツへ戻る新たな道を模索していたようだ。Turtle Rock Studiosが今後発信する情報に期待したい。

文/ishigenn

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn
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