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ステージごとブン回して「サイコくん」が進む。”サイコキネシス”回転アクションゲーム『Kinesis』発売開始

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 HZ3 Softwareは、新作アクションゲーム『Kinesis』itch.ioにてリリースした。価格は1.99ドルでプラットフォームはPCとmacOS。itch.ioで購入すればどちらのプラットフォームでも遊べる。

 『Kinesis』は「”サイコキネシス”回転アクションゲーム」と銘打たれており、主人公のサイコくんはPK(サイコキネシス)を使うことができる。PKを使っている間は無敵で、空中にとどまることができ、さらにステージを回転させる事ができる。通常状態ではどうやってもクリアできないステージでも、PKを使うことで先に進むことができる。

 ステージ数は全36面、進めば進むほどステージに仕掛けられたトラップは凶悪さを増し、ポーズメニューに記録されるサイコくんの死亡回数は増えていくだろう。

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(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)

 ゲーム序盤はシステムを紹介するようなチュートリアルステージで、画面を回転させること、赤い物体に触れるとゲームオーバーなことを学ぶことになる。しかし、エリア2を超えたあたりから、ルートの理解による解き方だけでなく、サイコくんとPKの効率のいい操作が必要となる。システムの裏をかくようないやらしいトラップに引っかかると、死んだ悔しさとともにゲームの手のひらで踊らされているようで思わずニヤリとしてしまう。

 コンティニューは無制限で挑み続ける限りはゲームオーバーは無いが、わかりやすいシステムでプレイヤーの挑戦を求めるゲームになっている。

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(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)
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(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)
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(画像はitch.io  | 『Kinesis』より)

 HZ3 Softwareはゲームデザイナーでピクセルアーティストのyuta氏の個人デベロッパーだ。電話をかけることで自動生成される世界を探索し、奇妙な世界からの脱出を目指す『Strange Telephone』は大きな話題となった。その後、おばけが家の中に入ってこないように戸締まりをするアクションゲーム『バタガチャ!』をスマートフォン向けにリリースしている。『Kinesis』を含め、少し奇妙な世界設定と、可愛らしくもどこか毒のあるピクセルアートが特徴のゲームを開発している。

 なお同スタジオは現在、2Dアクションゲーム『パラサイトシード』を開発中。こちらも可愛らしさと毒のある2Dピクセルアートを特徴としたアクションゲームになりそうだ。

ライター/古嶋誉幸

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ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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