Microsoftは4月17日に配信した番組「Inside Xbox」にて、「Xbox One S All Digital Edition」を正式発表した。Xbox One Sからディスクドライブを無くした廉価版となる製品で、価格は通常のXbox One Sよりも50米ドル安い249.99米ドル(約2万7000円)となっている。HDDは1TB。5月7日からMicrosoft StoreやAmazonにて販売されるという。
【UPDATE 2019/4/17 13:00】 国内のAmazonでも予約販売が開始されている。なお日本国内ではXbox Game Passサービスは展開されていないことに注意したい。
またAll Digital Editionには『Minecraft』、『Forza Horizon 3』、『Sea of Thieves』の3本の人気ゲームが同梱されているほか、定額ゲーム遊び放題サービス「Xbox Game Pass」の特別オファーも付属される。
I can now talk about the Xbox One S All-Digital Edition, the newest member of the Xbox One family of devices. Perhaps you’ve heard of it? Pre-orders go live today and the console starts shipping 07 May https://t.co/CiXRyDD51i pic.twitter.com/XDDjMwuRVr
— Larry Hryb, Gamer Emeritus 📱⌨️🖱️🎮 (@majornelson) April 16, 2019
Xbox Oneのディスクレス版は先日から関係者筋などのリークで噂されていたもので、今回正式にお披露目に至った。MicrosoftはNeflixやAmazon プライムビデオのような定額ゲーム遊び放題サービスXbox Game Passを北米と欧州を中心に2017年から推進しており、今回の「Xbox One S All Digital Edition」でより安価に同サービスを始められる選択肢を提示する狙いがあると見られる。
また今回のInside Xboxでは、そのXbox Game Passのプレミア版と呼べる「Xbox Game Pass Ultimate」が正式発表。こちらはXbox Game Passと、多くのマルチプレイゲームをプレイするために必要であり月に2本の無料ゲームが提供される「Xbox Live Gold」に、月額14.99ドルで加入することができる。
文/ishigenn