いま読まれている記事

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに

article-thumbnail-190529h

 本日5月29日に行われた「ポケモン事業戦略説明会」では、クラウドサービス『Pokémon HOME』『名探偵ピカチュウ』最新作を始めとした『ポケットモンスター』シリーズに関係するさまざまな新規事業が明らかになった。

 本記事では、「ポケモン事業戦略説明会」で公開された情報をまとめていく。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_001
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

『Pokémon HOME』

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_002
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 Nintend Switchとスマートフォン向けに開発中のクラウドサービスで、コンセプトは「すべてのポケモンが集まる場所」。リリースは2020年初旬を予定している。

 スマートフォンを経由して、ポケモン交換が可能で、年内発売予定の『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下、ソード・シールド)を含むポケットモンスターシリーズや、『Pokémon GO』からアクセスできるものとなっている。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_003
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 『ポケットモンスター』作品は、これまでもゲームボーイシリーズの通信ケーブルはもちろん、ニンテンドーDSのダブルスロットや『ポケムーバー』『ポケモンバンク』などを経由して過去作のポケモンを新作へ送ることができた。

 『Pokémon HOME』もこの系譜にあるといえ、最新作となるソード・シールドへ過去作のポケモンを送ることができるサービスとなる。

 『Pokémon GO』と『ポケットモンスター』作品の連動については、すでに『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ』(以下、ピカブイ)との間で実装されているが、発表会で公開されたスライドを確認する限り、『Pokémon HOME』を利用すれば、ソード・シールドにも『Pokémon GO』のポケモンが送れるようになるとみていいだろう。

 詳細はこちら

『Pokémon Sleep』

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_004
(画像はYouTube | 【公式】ポケモン事業戦略発表会2019より)

 朝起きるのが楽しくなるゲームがコンセプトで、配信中のスマホゲーム『はねろ!コイキング』の開発会社Select Buttonによって制作中のアプリ。2020年にリリース予定。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_005
(画像はYouTube | 【公式】ポケモン事業戦略発表会2019より)

 また、睡眠をテーマにした遊びを任天堂・Nianticともに検討していく予定で、任天堂が開発する「ポケモンGOプラス+」も公表された。

 昼間は「ポケモンGOプラス」として使用でき、ランプと振動で『Pokémon GO』内のポケモンの存在を知らせる。夜には枕元に置くことで睡眠時間が計測可能となる。

 詳細はこちら

『ポケモンマスターズ』

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_006
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 2019年内リリース予定のiOS、Android向けアプリ。ディー・エヌ・エーがポケモンと協業して開発を進めるタイトルとなる。
 
 歴代のポケモントレーナーとパートナーのポケモンが集結し、戦いを繰り広げる。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_007
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)
「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_008
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 発表会で公開された映像では、グリーンカスミシロナといった幅広い世代のポケモントレーナーが登場している。

 バトルシーンでは『ポケモン』シリーズおなじみのHPゲージや「でんきショック」といったわざは健在。3対3で戦うようなので、システムとしては『ポケットモンスター ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』『ポケットモンスター X・Y』『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』で遊べたトリプルバトルに近いのかもしれない。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_009
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)
「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_010
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 「ポケモントレーナーの大集合」といえば、2012年に発売された『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』のゲーム内施設「ポケモンワールドトーナメント(以下、PWT)」を思い出すポケモンファンも多いだろう。

 PWTは歴代ジムリーダーと歴代チャンピオンが集まる施設であったが、『ポケモンマスターズ』はエリートトレーナーといった一般トレーナーの姿も見られ、PWT以上に多くのキャラの登場に期待がもてる。

 詳細はこちら

Nintend Switch版『名探偵ピカチュウ』

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_011
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 株式会社ポケモン石原恒和氏の発言から『名探偵ピカチュウ』がNintend Switchで展開予定であることが明らかになった。

 『名探偵ピカチュウ』はニンテンドー3DSで2作品リリースされ、今年2019年5月にはハリウッド映画化もされた作品。Nintend Switch版は『名探偵ピカチュウ』の完結編として、映画とは異なる結末が用意されているとのこと。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_012
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)
「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_013
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 上記の事業以外では、渋谷「PARCO」に「ポケモンセンターシブヤ」が2019年秋オープン予定であることや、NetEaseによる中国版『ポケモンクエスト』の配信について明らかになった。

「ポケモン事業戦略説明会」まとめ。『Pokémon HOME』、『Pokémon Sleep』、『ポケモンマスターズ』、『名探偵ピカチュウ』最新作など新規事業が明らかに_014
(画像は【公式】ポケモン事業戦略発表会2019 – YouTubeより)

 なお、『ポケットモンスター』シリーズ最新作となるソード・シールドの新情報は6月5日22時より放送予定のポケモンダイレクトで公開予定とされている。

ライター/ムニエル

関連記事:

クラウドサービス『Pokémon HOME』を発表。これまでのポケモンシリーズやPokémonGOのポケモンをスマホ経由で交換できる

『Pokémon GO』が「歩く」だけでなく「眠る」にも進出へ。任天堂が開発する「ポケモンGOプラス+」や新アプリの配信が予定

スマートフォン向け新作『ポケモンマスターズ』を発表。グリーンやシロナなど歴代のポケモントレーナーが大集結して戦う

ライター
ムニエル
大学時代はフリーライターとしてスマートフォンゲーム、インディーゲーム、eスポーツ関連の記事を執筆。週刊誌の編集も経験する。DTMを嗜み、特にゲームBGMとクラシックを愛する。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月24日09時~2024年4月24日10時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ