バンダイナムコエンターテインメントは、シミュレーションゲーム『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』(以下、クロスレイズ)を11月28日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4、Nintendo Switch、PC(Steam)。ゲームの特徴や新要素を説明する新しいトレイラーも公開されている。
『クロスレイズ』は、『機動戦士ガンダム』シリーズを題材にしたウォーシミュレーションゲーム。作品の枠を超えてさまざまなモビルスーツを編成、自分だけの部隊を編成し、原作を再現した戦場で戦う。本作では『新機動戦記ガンダムW』、『機動戦士ガンダムSEED』、『機動戦士ガンダム00』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の4作品が原作となる。
通常版に加えて「プレミアムGサウンドエディション」が販売される予定で、こちらには通常版に収録された楽曲以外に35曲が追加収録。『新機動戦記ガンダムW』第1期の主題歌「JUST COMMUNICATION」や、『機動戦士ガンダムSEED』の「INVOKE -インヴォーク-」など、各作品のオープニング・エンディングテーマがリストされている。これらの楽曲はイベントや戦闘で使用される。なお、フルサイズではなくゲームサイズでの収録となる。
また、早期購入特典として2002年にワンダースワンカラー向けに発売された『SDガンダム GGENERATION モノアイガンダムズ』(以下、モノアイガンダムズ)の移植版のダウンロードコード、『クロスレイズ』で『モノアイガンダムズ』に登場したモビルスーツ「シスクード」のティターンズカラーの生産権、そしてユニット強化に使えるオプションパーツ集「オプションパーツ:スターターセット」の3種の特典がついてくる。
『モノアイガンダムズ』は、『機動戦士ガンダム』の終盤から『機動戦士Zガンダム』の時代を舞台にしており、原作では描かれなかった戦場の戦いが描かれる。ゲームオリジナルのキャラクターであるシグ・ウェドナーが主人公となり、ティターンズが開発したガンダムシスクードが主役機体。モノアイガンダムズという名の通り、シスクードはモノアイを採用した珍しいガンダムタイプのモビルスーツだ。
なお同作品の対応プラットフォームはPlayStation 4とNintendo Switchのパッケージ版並びにダウンロード版。Steam版には付属しないので、注意していただきたい。
原作のテーマソングなどが収録された「プレミアムGサウンドエディション」も嬉しいが、特に嬉しいのは『モノアイガンダムズ』が現行機に移植されるという点だ。限定版向け特典ではなく、どちらのバージョンでも初回生産分、あるいは12月25日までにダウンロード版を購入することでもらえる。『モノアイガンダムズ』に興味がある方は、早めに購入したほうがいいだろう。
ライター/古嶋誉幸