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70年代の南米ジャングルに開かれたカルト教団コミューンに潜入するステルスアクション『The Church in the Darkness』の発売日が8月2日に決定

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 Fellow Travellerは、Paranoid Productionsが開発するトップダウン視点のステルスアクションゲーム『The Church in the Darkness』の発売日を8月2日に決定したことを発表した。対応プラットフォームはPlaystation 4、Xbox One、Nintendo Switch、PC(Steam)。

 『The Church in the Darkness』の舞台は1970年代の南米。教祖が米国政府により危険人物と認定され、迫害の危機に瀕したカルト教団「コレクティブ ジャスティス ミッション」は、社会主義的なユートピアフリーダムタウンの建造を目指し信者を引き連れて南米のジャングルへと移住する。

 プレイヤーは元警官のヴィクとしてカルト教団のコミューンに潜入し、何が起きているかを調査。取り返しのつかない事態になる前に、入信した甥を探し出さなければならない。こういった設定は、1970年代の人民寺院の集団自殺・大量殺人事件に影響を受けているのは明白だろう。

 なお同作に登場するアイザックとレベッカというふたりの教祖役として、『Portal』のGLaDOSの声を演じたエレン・マクレイン氏と『Team Fortress 2』のスナイパーの声を演じたジョン・パトリック・ローリー氏が参加することがすでに発表されており、話題となった。

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(画像はSteam『The Church in the Darkness』より)

 ゲームジャンルはトップダウン型のステルスアクションゲームで、プレイヤーの行動や選択が物語を変化させるオープンエンドなゲームプレイとなっている。

 完全に誰にも見つからずに潜みながら進んだり、邪魔な相手は気絶させるか、あるいは道行くものすべてを殺しながら進むようなパワープレイも許容される。ただし、それらの行動がもたらす結果は受け入れなければならない。調査するキャラクターや戦闘など、プレイヤーの行動次第で異なる物語が展開し、異なるストーリーが紡がれる。

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(画像はSteam『The Church in the Darkness』より)

 本作のゲームデザインはリチャード・ラウズ3世氏。米国がもし北朝鮮軍によって占領されたら、というもしもを生々しい描写で描いた『Homefront』や、開発が中止となった『Rainbow 6: Patriots』の製作に参加。時として守るべき市民をも犠牲にしなければならない重い選択を描いた『Rainbow 6: Patriots』のトレイラーは大きな話題となった。

 生々しいアメリカを描き続けたゲームの製作に参加してきたリチャード氏が率いるParanoid Productions。同スタジオが開発する『The Church in the Darkness』は、はたしてどのような物語が描かれるのだろうか。8月2日の発売を楽しみに待ちたい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
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一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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