マップを埋め尽くす大量のモンスターから人類の拠点を守るタクティカルRPG『The Last Spell』発表。乏しい資源をやりくりしながら強力な戦士を率いて戦うローグライトな作品に

 フランスのゲームデベロッパーCCCPは、新作ローグライトタクティカルRPG『The Last Spell』正式発表した。すでにSteamではストアページも公開されている。対象プラットフォームは、PC版をリリース後にNintendo Switchでの発売を予定。2020年の発売を目指している。

※なおトレイラーは実際のゲームプレイ映像ではなく、ゲームの雰囲気を示す「ムードビデオ」と説明されている。

 『The Last Spell』は、わかりやすく表現するのであれば『ファイナルファンタジータクティクス』『真三國無双』が出会ったようなゲームだ。

 紫の霧から怪物たちが出現するようになった文明崩壊後の世界を舞台に、プレイヤーは強力な戦士のいち団を率い、乏しい資源をやり繰りして生存を目指していく。公式サイトによると、まずタクティカルRPGの成分が90パーセントであり、さらにローグライクが66パーセント、ベースビルディングが33パーセント、そしてサバイバル要素が3パーセントの作品であると紹介されている。

(画像は『The Last Spell』公式サイトより)
(画像は『The Last Spell』公式サイトより)

 ゲームの特徴は、なんと言っても無数に出現するモンスターの圧倒的な物量だ。1度の戦闘で数百のモンスターを殺すことになるという。

 モンスターの群れだけでなく、登場する味方や武器もプレイするたびに自動生成される予定。プレイヤーは何度もゲームオーバーになるかもしれないが、本作はあくまで『ローグ』の要素をライトに取り入れた“ローグライト”とされており、敗北するたびにキャラクターはより強力な力を手に入れていくという。

 登場する人類の守護者たちは、クラスを選択するのではなくスキルツリーの伸ばし方によって成長させていく。戦士職だから魔法は使えない、といった職業による縛りは無いようだ。また、ベースビルディング要素もあり、キャラクターを支援するために壁やトラップなどを仕掛けてモンスターの群れに備える。

(画像は『The Last Spell』公式サイトより)
(画像は『The Last Spell』公式サイトより)
(画像は『The Last Spell』公式サイトより)

 本作を開発するCCCPは、2005年から教育用ゲームやカジュアルゲームを製作するフランスのデベロッパーだ。2014年には自分たちが作りたいゲームを作る方針に転向。2015年に無人島でサバイバルをするRPG『Dead In Bermuda』をリリース。同様のシステムを使い、故郷を追放されたヴァイキングたちのサバイバルを描くスピンオフ『Dead In Vinland』を2018年にリリースした。

 今回の新作『The Last Spell』は、CCCPにとってまったく異なるジャンルへの挑戦となる。開発のきっかけとしては、『XCOM』『ファイアーエムブレム』シリーズ『Into the Breach』に影響を受け本作が誕生することとなったという。

 ダークな世界観とピクセルアートは美麗で、とくにマップを埋め尽くすようなモンスターを強力な攻撃で薙ぎ払う様子は圧巻だ。興味が湧いた方はSteamで本作をウィッシュリストに登録するなどして、発売日を待ってほしい。

ライター/古嶋 誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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