地球滅亡までの3時間を体験するインタラクティブADV『Swipe Night』10月6日から6時間限定で配信。マッチングアプリのTinderが制作

 マッチングアプリの「Tinder」が、Tinderアプリ内で『Swipe Night』と題されたインタラクティブな要素を盛り込んだ5分程度の映像型アドベンチャーゲームを配信する。

 作品は現地時間の10月6日午後6時に配信され、10月中の毎週日曜日に新エピソードがリリースされていく。映像は配信開始から午後12時までの6時間のみ視聴可能。なお、現時点では『Swipe Night』はアメリカ限定のサービスとなる。

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(画像はTinder公式サイト「Swipe® 機能を使ったTinderオリジナルのアドベンチャー「Swipe Night」を開始」より)

 『Swipe Night』は、ストリーミング映像の実写アドベンチャーゲーム。ゲームの世界は地球滅亡まで残り3時間の終末を迎えつつあり、社会は大混乱に陥っている。プレイヤーはその物語の重要な分岐点で、スワイプして運命を選択することになる。その選択の時間はわずか7秒間。選択はしばしばモラルに関わることで、プレイヤーはその現実とモラルのジレンマに対して、素早く決断を下す必要がある。

 その選択の結果によって物語は分岐していくのだが、そこはTinderらしく、選んだ内容によって最終的には誰かとマッチングするという仕組みだ。プロフィールには、他の人がどのような選択肢を選んだのかが表示されるという。マッチングは同じ選択肢を選んだ人同士が選ばれるのではなく、年齢や性別、場所などさまざまなことが考慮され、Tinder独自のアルゴリズムで選出が決定される。

 また、『Swipe Night』の結果は巻き戻すことはできない。一度きりの経験となるので、異なる選択肢でどのような結果が起きるのかは、他の人に聞くしかない。こうして『Swipe Night』を通してマッチングした人と交流を図っていくのが目的だ。

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(画像はYouTube「Official :45 Trailer | Swipe Night | Tinder」より)
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(画像はYouTube「Official :45 Trailer | Swipe Night | Tinder」より)
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(画像はYouTube「Official :45 Trailer | Swipe Night | Tinder」より)
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(画像はYouTube「Official :45 Trailer | Swipe Night | Tinder」より)

 このアドベンチャーゲームは、現在のTinderのメインユーザーであるジェネレーションZ(18-25歳)を想定して制作されたという。そのため監督には、23歳という若さながらミュージックビデオを多数手掛けてきたKarena Evans氏を起用。そのの映像はスマートフォンから撮ったような一人称視点で展開されるという。さらにNetflixのアニメ『ビッグマウス』のNicole Delaney氏、Facebook Watchのドラマ『Five Points』のBrandon Zuck氏がライターとして起用されている。

 ゲーム『Late Shift』や、Netflixで配信されている『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』などインタラクティブなドラマが昨今注目されているが、あくまでマッチングとコミュニケーションを前提に独自の配信方法を採用している『Swipe Night』は新機軸な存在といえるだろう。はたしてこの新しいコンセプトが、アメリカでどのようなインパクトを残すのか、要注目といえそうだ。

ライター/福山幸司

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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