SUDA51とSWERYがコラボする新作ホラーゲーム『ホテル・バルセロナ』が始動。企画の骨組みが決まり実現へ向け進み始める

 グラスホッパー・マニファクチュアの代表であるSUDA51こと須田剛一氏と、White Owls代表のSWERYこと末弘秀孝氏のコラボ企画『ホテル・バルセロナ』が始動している。

 現在、ふたりともゲーム業界向けカンファレンス「Reboot Develop Red 2019」でカナダ・アルバータ州を訪れているが、そこで話し合いがもたれ、SWERY氏のツイートによると企画の骨組みが決まったようだ。

(画像はTwitter@Swery65より)

 このコラボ企画は、今月23日に渋谷ロフト9で行われたイベント「トラヴィス・マンデー・ナイトロ2」にて発表されたもの。『ホテル・バルセロナ』というタイトル名のホラーゲームで、イベントでは『SIREN』のように時間軸があるストーリー、横スクロール、スマートフォンなど気軽に遊べるプラットフォーム、予算は1億円という概要が明らかにされた。また、Devolver Digitalでファーストルック契約を結びたいと、意気込みも語っていた。

 ただしイベントでは須田氏が、松たか子さん主演の映画『来る』(2018年)の要素を取り入れたいとその場のノリで発言し、「バルセロナに取材に行ける」という不純な動悸を披露した上で、SWERY氏も「(バルセロナは)オリーブおいしかった」と追随。また、SWERY氏が「デヴィッド・リンチ風な不安感のあるもの」、須田氏が「スプラッター」と、本作のコンセプトが二転三転して伝えられたため、本当に実現される企画なのかは不鮮明だった。

 とはいえ、「Reboot Develop Red 2019」でDevolver Digitalとアポは取ってしっかり交渉していたことは事実で、ふたりとも勝算はあるようだ。はたしてDevolver Digitalがどこまで乗り気になって実現に向けて動き出すのか気になるところだ。

 なお、先の「トラヴィス・マンデー・ナイトロ2」では、『SIREN』を手がけたSIEの外山圭一郎氏もコラボに参加することが(その場のノリで)決まったが、これも本当に実現するのかは不明だ。

 『killer7』、『NO MORE HEROES』を手掛けた須田剛一氏、そしてNintendo Wwitchで最近になって復刻した『Deadly Premonition』、『The MISSING – J.J.マクフィールドと追憶島 -』という日本はもとより、海外でカルト的な人気を誇るふたり。異端・異才同士がコラボしたドリームプロジェクトで注目度は高い。続報に期待したい。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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