Netflixはヘンリー・カヴィルがリヴィアのゲラルトを演じるドラマ『ウィッチャー』の配信日を12月20日と発表した。合わせて日本語字幕入りのトレイラーを公開した。シーズン1は全8エピソードでストーリーが綴られる予定だ。
『#ウィッチャー』最新予告が到着⚡
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) October 31, 2019
全世界で人気のRPGシリーズがNetflixオリジナル作品として実写化!
ゲラルトの物語が今始まるー
12/20より、全世界独占配信スタート! #ネトフリ pic.twitter.com/7jtkFulIjJ
ウィッチャーとは、特殊な薬剤を使って超人的な身体能力と長い寿命を持つモンスターハンターのこと。人々からモンスター退治や人探しを依頼されて頼られているが、同時に恐れられており、時には迫害されることもある。今回、公開されたトレイラーでも「ミュータント」と呼ばれたり、人々から石を投げられたりシーンが登場しており、迫害されている様子がわかるだろう。
主人公のゲラルトはそんなウィッチャーの一人で、「リヴィアのゲラルト」、「白狼」、「ブラビケンの殺し屋」などの異名を持つ。演じるのは『マン・オブ・スティール』などでスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィル。もともと『The Elder Scrolls V: Skyrim』や『World of Warcraft』をやり込むほどのゲーマーで、『ウィッチャー3 ワイルド・ハント』も2度クリアしているという。今回のゲラルトを演じることをかねてより公言し、熱望したため起用に繋がった。
本作はCD Projekt REDによるゲーム『ウィッチャー』の映像化ではなく、あくまでアンドレイ・サプコフスキの原作小説に基づいているが、ゲームが大ヒットしたことや、ヘンリー・カヴィルがゲームファンという経緯もあり、ゲーム版を彷彿とさせる映像が登場するようだ。
今回のトレイラーでは、ゲーム版さながらのゲラルトの入浴シーンや、剣さばきが確認できるが、アクションだけではなく、ダンディリオン、シリ、イェネファーといったおなじみのキャラクターも登場するので、ロマンスや友情といった人間ドラマも見応えがありそうだ。
はたして、ニルフガード帝国が各国に攻め入り、混沌とした世界にゲラルトがどのように活躍するのが注目だろう。CD Projekt REDのゲーム版はひとまず完結を迎えているが、本ドラマによってさらなるウィッチャーファンが拡大するのは間違いないだろう。
ライター/福山幸司