アートとゲームの間をゲーム側から目指すイベント「これはゲームなのか展?」第2回が開催決定。「1年をかけてプレイするゲーム」など展示、試遊も可能

 イベント「これはゲームなのか?展#2」のプロジェクト資金を募るCAMPFIREでのクラウドファンディングが目標金額を突破し、イベントの開催が決定した。

(画像はvaluepressより)

 「これはゲームなのか?展」は、「遊べる企画展」のコンセプトを基に2018年に第一回が開催され、6日間で3000人を動員したイベント。ゲームという表現形式が何を表現しうるのか、アートとゲームの間をゲーム側から目指した時に何が起こるのか、多方面からのアプローチが行われる場を作り上げることを目的の一つとして企画されている。

(画像は『これはゲームなのか?展#2』公式サイトより)

 2018年5月に開催された「これはゲームなのか?展」では、サブタイトルの「#1 ルールで世界する」をテーマに10人のゲームデザイナーによる独創的な作品が展示された。当時、イベントの主催を務めるボードゲーム制作サークル「するめデイズ」のニルギリ氏は、日常生活に暗黙のルールを定義しゲームと人生の境界線を取り払う『一年.生ゲーム』という作品を発表した。

(画像は『これはゲームなのか?展#2』公式サイトより)

 一番から120番まで番号が振られたマッチ箱の中には暗黙のルールを決める「ルールカード」が3枚あり、プレイヤーはそのカードにルールを書いて次のプレイヤーに手渡す。自分自身は、手前ににいるプレイヤーから謎のルールが書かれた箱を受け取る。

 カードにはそれぞれ得点が設定されており、「朝焼けを見たら+1点」、「ボードゲームを作ったら+100点」などの暗黙のルールを日常生活の中で達成していく。達成したらカードの裏側にある記録表にマークを付けていき、一年後のエンディングパーティーで採点結果を発表。最終的な順位が決定する。

(画像は『これはゲームなのか?展#2』より)

 「プレイ時間が一年かかるゲーム」として始まった『一年生ゲーム』には100人のプレイヤーが参加した。それから一年後に開かれたエンディングパーティーでは50人近くのプレイヤーが集まり、それぞれが一年間で起きたさまざまな出来事を語り合ったという。結果的に「ゲームのプレイ時間」に係わる概念を大きく揺さぶり、プレイヤー同士の絆を強く結びつけるような作品となったのだ。

 12月7日(土)から開催される第二回では、国内外から17組のゲームデザイナーが集まり、テーマに対してそれぞれの解釈で作られたゲームを展示する。鑑賞するだけでなく実際に遊んで確かめられるのも、美術館で鑑賞するアートでは決して体験できない大きな魅力だ。「これはゲームなのか?」という問いから、ゲームに対しての見方が大きく変わるかもしれない。

展覧会概要


■展覧会名: これはゲームなのか?展#2

■開催期間: 2019年12月7日(土)~2019年12月15日(日)

■開催時間: 13時~19時

      ※優先入場特典付きの方は12:00~19:00

      ※最終入場は閉場30分前 最終日16時閉場

■開催場所: 3331アーツ千代田1F メインギャラリー

      (東京都千代田区外神田6-11-4)

■入場料 : 当日券 お一人様1,800円(税込み)

      小学生以下無料

■レセプションパーティ: 12月7日(土)19時30分~21時00分

  3331アーツ千代田1F コミュニティスペース

  入場無料

■出展団体: 朝戸 一聖〈TANSANFABRIK〉/ASOBI.dept/IKE〈ひとじゃらし〉/itten/オインクゲームズ〈佐々木 隼・出水田 紘子〉/Xaquinel/シラカワリュウ〈カラメルカラム〉/Jordan Draper/daitai〈島田 賢一・大山 徹〉/高畑 慧〈コロコロ堂〉/CHOCOLATE inc./ニルギリ〈するめデイズ〉/のざくに〈つれづれ愚者〉/ハカマ団〈袴田長武〉/ファウンテン〈橋口 貴志〉/山田 龍太〈宇宙ドミノ〉/米光 一成

■代表: ニルギリ〈するめデイズ〉

■公式サイト:https://is-this.a-game.tokyo/

ライター/ヨシムネ

ライター
ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
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