日本ファルコムは12月4日(水)、欧米にてNintendo Switch版『英雄伝説 閃の軌跡III』にて、2020年春の発売が決定したことを公式Twitterアカウントより発表した。国内では2017年9月にPlayStation 4版が発売されているが、Nintendo Switchの発売についてはまだ未定となっている。
『英雄伝説』シリーズは、日本ファルコムが1989年12月に発売したPC-8800シリーズ向けのロールプレイングゲーム『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』を第1作とする。当時は『ドラゴンスレイヤー』シリーズのタイトルとして販売されていたが、1994年3月に発売されたPC-9800シリーズ向けの3作目『英雄伝説III 白き魔女』より独立した。
そして、2004年6月に発売されたWindows用ソフト『英雄伝説VI 空の軌跡』は「軌跡シリーズ」と呼ばれる別の作品群に派生しており、2017年9月に発売されたPlayStation 4用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡III』は、この「軌跡シリーズ」の8作品目にあたる。
【更新 2019/12/4 19:00】 記事初版にて<『英雄伝説 閃の軌跡III』は、この「軌跡シリーズ」の3作品目にあたる。>と記載しておりましたが、これは『英雄伝説 閃の軌跡』シリーズのナンバリングタイトルにおける「3作品目」であり、正しくは<「軌跡シリーズ」の8作品目>でした。訂正しお詫び申し上げます。
士官学院生の身でありながら国の内戦終結に大きく貢献した”英雄”「リィン・シュバルツァー」は、士官学校の新人教官として訳アリの生徒が集められている「トールズ士官学院」の第2分校に着任する。巨大人形兵器による戦闘「騎神戦」や、コマンド選択をせずワンボタンでアクションを発動できる「ダイレクトコマンド」など、前作までの「軌跡シリーズ」の定番を押さえつつも、それまでよりも直感的な操作ができるようになっているのが特徴だ。
Nintendo Switch版の国内向け発売は未定となっている。日本語版の発売に向けて続報を期待したい。
ライター/ヨシムネ