先日バチカン市国で有害行為の少ない『Minecraft』サーバーをバチカン市国に構築しようとしたロバート・バレサー神父のニュースをお伝えしたが、やはりサーバーは一部の心ないユーザーによる攻撃を受けているようだ。
I've got some very talented geeks building awesome things in Minecraft!
— Fr. Robert Ballecer, SJ (@padresj) November 12, 2019
Come join us for the Alpha of our "Non-Toxic Vatican Gaming Server"
(I know… needs a better name)
(https://t.co/2odEW17AnD – v1.44 Vanilla) pic.twitter.com/lmbL8ATNrC
イエズス会に所属する技術系神父のロバート・バレサー神父は、自由に独創性を発揮し有害行為を避けたいプレイヤーの交流の場としての『Minecraft』サーバー「minecraft.digitaljesuit.com」を立ち上げた。
I'm looking at the logs of the Minecraft test server and it looks like there is a handful of people who are constantly connecting and disconnecting to fill the player slots and kill the server.
— Fr. Robert Ballecer, SJ (@padresj) December 2, 2019
Interesting…
しかし予想通りというべきか、注目を集めた「minecraft.digitaljesuit.com」サーバーには好ましくないプレイヤーも呼び寄せることとなった。サーバーが不安定になったため神父が確認したところ、短時間で何度も接続と切断を繰り返す少数のプレイヤーがログに記録されていたという。
こうした悪質な行為を働くプレイヤーは監視対象となり、BANされることもあったようだ。ツイッターではPirate101という名前でゲームを遊んでいたプレイヤーが「なぜかBANされたから解除して欲しい」とリプライしているが、神父はそれを断っている。
Truth-time:
— Fr. Robert Ballecer, SJ (@padresj) December 4, 2019
The MC server we've been running was the test server. It allowed us to build up a ban-list of 100 or so User IDs and IPs and see where we would be attacked.
Tomorrow we launch the production server. 😄
It will still get attacked, but now we've got a head start. pic.twitter.com/XvuLkvB0MA
12月4日に神父はテスト期間中の結果を発表した。上記ツイートによると、100人ほどがIDとIPを記録されBAN処分されたという。現地時間で12月5日には本番サーバーが稼働予定だ。本番サーバーも攻撃されるだろうとしながら、このリストによって有利なスタートを切れるとテストサーバーの結果に満足している様子だ。
様々なメディアに取り上げられ、広く知られることとなった「minecraft.digitaljesuit.com」サーバーは、やはり一部の心ないプレイヤーから攻撃を受けることになったようだ。しかしそういった有害なプレイヤーをしっかりと排除しサーバーを運営していく姿勢を示すことこそ、多くの善良なプレイヤーが安心してゲームを遊べる場を作ることになるだろう。