Onion Gamesは、『moon』のオリジナル・サウンドトラック 『The Sketch of moondays 2020』(仮)を2020年春にリリースすると発表した。あわせて『勇者ヤマダくん』のサウンドトラック第2弾『勇者ヤマダくん珍曲アルバム X面 Y面 Z面』が同じく2020年春に発売されることが明らかにされている。
『moon』は1997年10月にPlayStation用ソフトとして発売されたタイトルで、今年10月に20年以上の時を経て復刻、Nintendo Switch向けに移植版が発売された。今回のサントラは過去に発売されたバージョンの再録ではなく、リマスターされたゲームBGMやMD楽曲の完全ゲームバージョンはじめ、これまで未収録だった曲なども収録される。
また、ゲーム序盤に出てくる劇中劇「Fake MOON」からも全曲が完全版で収録され、図録「moon Visual & Music」も同梱されるという。まさに『moon』のサントラとしては決定版と言えるものとなりそうだ。
『moon』で音楽を担当した谷口博史氏、安達昌宣氏のユニット「セロニアス・モンキース」のホームページでは、サウンドトラックが完成するまでの制作記録が更新されていく予定となっている。
一方で、『勇者ヤマダくん』のサウンドトラック第2弾『勇者ヤマダくん珍曲アルバム X面 Y面 Z面』は2枚組、全100曲で、東方Projectや植松伸夫氏とのコラボ楽曲なども収録。付録のブックレットにはヤマダくんが住むマンションの断面図完全版が収録されている。
またNintendo Switch用ソフト『勇者ヤマダくん』関連の情報では、本編比で2倍以上のボリュームを持つ無料大型アップデート『勇者ヤマダくん 2 幻の花嫁』が2020年春に配信予定であることが発表された。いずれのコンテンツも2020年春のリリースを目指しており、Onion Gamesのファンにとって待ち遠しい春となる。
ライター/ヨシムネ