日本ファルコムは12月18日(水)に行われた株主総会で、『軌跡』シリーズの完全新作となるPlayStation 4用ソフト『英雄伝説 創の軌跡』(以下、『創の軌跡』)を2020年夏に発売すると発表した。
2004年に発売されたWindows用ソフト『英雄伝説VI 空の軌跡』から派生した「軌跡シリーズ」は2019年で15周年を迎えており、今回制作が発表された『創の軌跡』は、シリーズ完結への転換点となる意欲作と位置付けられているようだ。
本作では七耀暦1206年に帝国全土を蝕んだ災厄「巨イナル黄昏」(おおいなるたそがれ)後の世界を舞台に、大陸各地で活動する3人の主人公が軸となって物語が進んでいく。
ゲームシステムでは3人の主人公が進むルートを任意に切り替え、異なる視点で同時間軸の物語を描いていく「クロスストーリー」システムや、新規登場を含む50人以上のプレイアブルキャラクター、各キャラクターの背景を掘り下げる膨大な「エピソード」シナリオなどの新規システムを多数搭載している。
今回の発表にともない、『軌跡』シリーズのポータルサイトはリニューアルされている。また、PlayStation Portable向け発売された『英雄伝説 零の軌跡』(2010年)、『英雄伝説 碧の軌跡』(2011年)をベースにHDリマスター化などのグレードアップを施した『英雄伝説 零の軌跡:改』、『英雄伝説 碧の軌跡:改』の発売も決定している。『創の軌跡』も含めた3作品のティザーサイトもそれぞれオープンしたため、気になる人はポータルサイトからチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ