Feral Interactiveは、iPad向けにストラテジーゲーム『Company of Heroes』を2月13日に発売することを発表した。すでにApp Storeにストアページも開設されており、価格は13.99ドル。日本語にも対応する。
『Company of Heroes』は、2006年にRelic Entertainmentが開発した第二次世界大戦RTSだ。ヨーロッパ戦線を舞台に、連合国軍と枢軸国軍に分かれて戦う。
シングルプレイキャンペーンはノルマンディー上陸作戦やリュティヒ作戦など、現実の第二次世界大戦で行われた戦闘をRTSで追体験できる。物理エンジンを搭載し、発売当時は同時期のFPSに匹敵する3Dグラフィックと破壊表現を持つRTSとして大きな話題となった。
操作はタッチパネル向けに変更されており、公式サイトではユニットに命令を出す際にコマンドホイールを呼び出しているスクリーンショットを見ることができる。
ゲームプレイの特徴として、リソースがひとつにまとめられ内政が大幅に簡略化されている点が挙げられる。マップ上に複数の占領ポイントがあり、それらを占領することで得られるリソースを消費して新たな戦闘ユニットを作り出す。ワーカーユニットで資材を集めるような作業は不要だ。相手より多くのポイントを占領するとより多くのリソースが手に入るため、常に領土を拡大することが勝利への近道となる。
登場ユニットはアメリカ軍であれば空挺歩兵やM4シャーマン、M26パーシング、ドイツ軍ならMG42重機関銃班、パンターやティーガー。第二次世界大戦映画でも大活躍する有名なものがそろっている。
内政は簡略化されているが決して一筋縄ではいかない一進一退の戦いが楽しめる『Company of Heroes』はiPad向けに2月13日発売予定だ。
ライター/古嶋誉幸