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『TYPE-MOON展 -15年の軌跡- 図録』にて「奈須きのこ氏」と「神谷盛治氏」の対談が収録決定。『十三機兵防衛圏』制作秘話も

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 TYPE-MOONは、『TYPE-MOON展 -15年の軌跡- 図録』の詳細を発表した。これは2019年12月20日から2020年4月5日までソニーミュージック六本木ミュージアムにて開催されている「TYPE-MOON展」の記念本となる。価格は税込3960円。

『TYPE-MOON展 -15年の軌跡- 図録』にて「奈須きのこ氏」と「神谷盛治氏」の対談が収録決定。『十三機兵防衛圏』制作秘話も_001
(画像は「【TYPE-MOON展】図録情報公開! – News | TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡- Presented by Fate 15th Celebration Project」より)

 発売後、TYPE-MOON展会場でも販売されるほか、来場した際に配布される案内用紙に書かれているURLからアクセスできる販売ページで注文したユーザーを対処に受注販売する。販売ページからの注文受付は2020年4月6日(月)18:00まで。なお、発送は3月下旬の発売日の翌日以降、順次発送される。

 今回、その記念本の詳細が明らかになり、A4変形サイズのフルカラー234ページという豪華本となることが判明した。『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』の制作資料のほか、『Fate/stay night』のシナリオルートマップ、TYPE-MOON代表でイラストレーターで武内崇氏へのインタビュー、コミカライズ作家による描きおろし合作漫画など、盛りだくさんの内容となっている。

 さらに目玉記事といえるのが、奈須きのこ氏とヴァニラウェア代表の神谷盛治氏の対談が収録されていることだ。
 この件について告知したアトラス公式アカウントによると、奈須きのこ氏のヴァニラウェア愛が炸裂したスペシャル対談となっており、「ゲームの面白さとは何か?」をテーマに熱く語り合うという。さらに神谷氏からは、ヴァニラウェア最新作『十三機兵防衛圏』の制作秘話にも触れられてるという。

 TYPE-MOONファンだけではなく、ヴァニラウェアファンにも気になる内容といえる記念本になったといえそうだ。展覧会の図録という性質上、入手するには少々敷居が高いといえるが、メモリアルな本となっているので、ファンの人なんとかソニーミュージック六本木ミュージアムを訪れて、展覧会を堪能しつつ購入を検討してみてはいかがだろうか。

―収録内容―
フルカラー234ページ / A4変形サイズ

① 写真と共に振り返る「TYPE-MOON展Fate/stay night-15年の軌跡-」・展示エリア写真
・TYPE-MOON MEMBERSエリアで紹介されたスタッフの一問一答や色紙
・「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」の制作資料
・「Fate/stay night」シナリオルートマップ・寄稿色紙
② 来場者特典小冊子に掲載された“奈須きのこ・武内崇への15問15答“(3会期分)
③ 第1期来場者特典小冊子「Fate/unpublished material」一部再録
④ 「奈須きのこ×神谷盛治(ヴァニラウェア有限会社代表取締役社長)」対談記事
⑤ 「武内崇」新録インタビュー
⑥ TYPE-MOONヒストリーや「Fate/stay night」関連作品紹介
⑦ 「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」のメインキャラクター紹介
⑧ 磨伸映一郎、ネーム・構成担当の「Fate」コミカライズ作家陣15名による描きおろし合作漫画「Fate/15th camp!」(参加作家:東冬、石田あきら、兔ろうと、経験値、佐々木少年、真じろう、TAa、武中英雄、たけのこ星人、タスクオーナ、西出ケンゴロー、華々つぼみ、ひろやまひろし、磨伸映一郎、ろび~な)
⑨ TAa描きおろしを含む連作イラスト集「Walks Around BRITAIN~英国周遊記~」
⑩ 中谷描きおろしコミック「カーテンコール」
⑪ 総勢24名のイラストレーターによる美麗寄稿イラスト
⑫ 寄稿メッセージ(マフィア梶田・坂上秋成・Nobu・ブンブン丸・森瀬繚他)
⑬ ファン参加のお祝い企画「TYPE-MOONファンメッセージ」

ライター/福山幸司

ライター
『TYPE-MOON展 -15年の軌跡- 図録』にて「奈須きのこ氏」と「神谷盛治氏」の対談が収録決定。『十三機兵防衛圏』制作秘話も_002
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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