PLAYISMは、2Dアクションゲーム『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンス―』のアーリーアクセス版を3月13日に発売すると発表した。プラットフォームはSteam。価格は税込1320円。
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『ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンス―』は、日本ファンタジー小説の金字塔『ロードス島戦記』に登場する伝説のハイエルフ、ディードリットを主人公に2D探索型アクションゲームだ。いわゆるメトロイドヴァニアといわれているジャンルになる。
目覚めると見知らぬ場所にいたディードリット。探索を進めると、かつての仲間ギムにも出会う。武器と弓、精霊を駆使ししつつ、インプやゴブリンなどのモンスターを撃破しつつ迷宮を探索していこう。道中で手に入る武器は装備したり、ギムを通じて売り払ったりすることも可能だ。迷宮を舞台にした物語は、現在展開している最新シリーズ『ロードス島戦記 誓約の宝冠』に繋がっていくという。
ゲームとして特徴的なのが、原作でもおなじみだった風の精霊シルフ、炎の精霊サラマンダーを使役してディードリットの属性を変化させることができること。またこの精霊はレベルアップするので、ディードリットの強さにも繋がっていく。シルフを使役しているときは、風の攻撃に強くなり、さらにホバリングが可能となったり、強さだけではなく、迷宮の謎の解き方にも繋がっていくので、臨機応変に対応していこう。
開発はTeam Ladybug。美麗なドット絵を特徴に持つ『Touhou Luna Nights』で、2019年中国最大のゲームイベント/indiePlayにて最優秀賞を受賞した気鋭のゲームクリエイターで、そのクオリティには期待が持てそうだ。1モーションで36枚の書き起こしがあるドット絵が展開されるという。
『Touhou Luna Nights』と同様、まずは3月13日にアーリーアクセス版の発売となり、1ステージのみのプレイからとなる。完成版では全6ステージを予定しており、原作のさまざまなキャラクターが登場するという。プレイヤーの皆さんのフィードバックをお待ちしているとのこと。メトロイドヴァニアというわだけではなく、最新シリーズ『ロードス島戦記 誓約の宝冠』にも繋がっていくということもあり、原作ファンには見逃せない一作となっていそうだ。
ライター/福山幸司