『流星のロックマン』や『逆転裁判』シリーズに携わったカプコンの児玉真佑氏が、「新たなチャレンジ」のため、カプコンを2月末で退社したことをTwitter上で伝えた。
皆さまお久しぶりです!児玉です!生きてます!
— 児玉真佑 (@shinsuke_kodama) March 2, 2020
わたくしごとですが、新たなチャレンジのため、2月末でカプコンを退社致しました。ので、これからは外から逆転シリーズを応援したいと思います!
ので、これからは、時々カレーとネコと逆転のリリース済み情報のツイートとなります〜。
児玉氏は、『流星のロックマン』ではゲームデザイン、また『流星のロックマン2』、『流星のロックマン3』ではシナリオに携わっている。『流星のロックマン』に登場する「レジェンドマスター・シン」というキャラクターは、児玉氏がモデルとなっており、イベントでは児玉氏がコスプレを披露したこともある。また『流星のロックマン』の主人公・星河スバルが住んでいる「コダマタウン」も児玉氏に由来しているようだ。
あと、大逆転のツイートがブレそうだったので言ってなかったけど、流星のロックマンも作ってました。
— 児玉真佑 (@shinsuke_kodama) March 2, 2020
ゲームに登場したり、素敵な衣装を着て、イベントのMCみたいな事もやってたよ。カプコンすごい面白かったぜ!ありがとうカプコン!!#流星のロックマン#レジェンドマスター・シン pic.twitter.com/740RF13ixz
ほかにも『逆転裁判』シリーズにも多数携わっており、『逆転裁判123 成歩堂セレクション』のディレクター、『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』のリードプランナーとマネジメント、『レイトン教授VS逆転裁判』のゲームデザインを担当して、『逆転裁判』シリーズの生みの親・巧舟氏を支えつづけた。
『逆転裁判』の公式サイトでは、『逆転裁判123 成歩堂セレクション』のディレクターとして開発コラムを寄稿しており、本作がどのように240ドット×160ドットから1920ドット×1080ドットへの高解像度を果たしたのかを披露している。
児玉氏は、次なる活躍の場は明らかにしていないが、Twitterでは「これから『逆転裁判』シリーズを外から応援したい」との抱負をのべている。また最後の仕事は、2月の退社ということもあり、『大逆転裁判』ファンから送られてきたチョコレートの集計と、スタッフへの配布会だったという。
児玉氏の「新たなるチャレンジ」の内実が気になるところだが、これからの活躍を期待したい。
ライター/福山幸司