新型コロナウイルスの感染拡大により、ポーランド政府は学生のオンラインでの交流のため、政府公認の『マインクラフト』サーバーを立ち上げたことを発表し)。ポーランド政府が取り組んでいる「GRANTANTNA」という学生向けオンライン学習プログラムの一環だ。
このサーバーは誰にでも開放されているわけではなく、ポーランドの学生証を持ち、GRANTANTNAプログラムに登録した小学生から大学生までの学生が参加できる。
ただサーバーを解放するだけでなく、23日から27日まで学生の作った『マインクラフト』クリエイティブモードの作品を対象にしたコンテストも行われる。参加者には60×60ブロック分の作品スペースが与えられ、第三者の権利を侵害しない限り自由に作品を作ることができる。
優秀な作品は3月30日にサーバーを運営するNeverLight AssociationのFacebookページにて発表される。入賞者には賞品もあるようだ。
国策としてビデオゲームに取り組むポーランドらしく、GRANTANTNA公式ページでは10歳以上向けの歴史クイズ、パズルのほか、TRPGのオンラインセッションやゲーム開発のオンライン講座、ゲームジャムまで予定が記載されている。
ゲーム開発のオンライン講座は、Lublin GameDev Foundationが中心となりUnityの使い方とゲームデザインについてのふたつの講義が6日間行われる。ゲームジャムはitch.ioにてページが公開されている。ポーランドの学生作品に興味がある方はこちらのページで登録作品をチェックしてみてほしい。
ライター/古嶋誉幸