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ワイナリー経営シム『Hundred Days』が開発中。ブドウ栽培から販売までを一貫して手がけよう

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 イタリアに拠点を置くBroken Arms Gamesは、ブドウの栽培から醸造・販売までの全工程を管理するワイナリー経営シミュレーションゲーム『Hundred Days ─ Winemaking Simulator』(以下、『Hundred Days』)を開発中だ。

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(画像はSteam『Hundred Days – Winemaking Simulator』より)

 本作でのプレイヤーはワイナリーのオーナーとして、育てるブドウの品種選びや栽培方針、収穫時期の調整をはじめ、醸造、販売までの各工程を一貫して管理することになる。現実のワイン造りと同様に、各工程でのあらゆる選択が完成するワインの生産量や品質に影響をおよぼす。

 栽培方針には栽培に適した土壌選びや疫病への対策も含まれる。また、醸造過程では発酵に用いる酵母やバクテリアを選択。届けたい客層に合わせた販売ネットワークの構築やマーケティングの戦略など、さまざまな選択を経て、ようやくワインが完成する。完成したワインの評判が良ければ、その分ワインの価値や需要も上がり、会社としても早く成長していく。

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(画像はSteam『Hundred Days – Winemaking Simulator』より)

 初心者も熟練者も楽しめる本格派のシミュレーションを目指している『Hundred Days』だが、Broken Arms Gamesのリードデザイナー兼共同設立者であるYves Hohler氏の家族は1990年にスイスからイタリアへ移住し、ワイン造りの道を歩み始めた。その後、Yves氏はイタリア・アルバにあるワイン醸造の専門学校を卒業しており、家族とともにワイナリーを運営しながらこのゲームを制作している。

 本作は、Yves氏の個人的な知識と経験に基づいたノンフィクションの要素が一部含まれる。また、Broken Arms Gamesはシャルドネ、ネビオロ、バルベラなど、ワインの生産で有名なピエモンテ州に開発拠点があり、チーム全体がワイン醸造地域の文化遺産と深く結びついている。同社の公式YouTubeチャンネルでは、開発チームのメンバーが実際にワイナリーを訪れる様子を確認可能だ。

 実際のワイナリーや生産地域の文化を投影した形で開発が進められている『Hundred Days』。3月18日から23日までSteamで開催されていた「Steamゲームフェスティバル:スプリングエディション」では体験版が公開されており、アーリーアクセスの開始にも期待が持てそうだ。

 興味があればBroken Arms GamesYves氏のTwitterアカウントをフォローして最新情報をチェックしてみてほしい。

ライター/ヨシムネ

ライター
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ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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