INHは、新型コロナウイルスの影響による「ゲーセンミカド」の売上げ減少にともない、クラウドファンディングを利用した支援を呼びかけると発表した。クラウドファンディングはCAMPFIREを通じて実施される予定だ。
【お知らせ】
— ゲーセンミカド総合アカウント (@babamikado) April 6, 2020
新型ウイルス問題を発端とするによる売上減のため、ゲーセンミカド(株式会社INH)は近日中に「CAMPFIRE」を利用した、
クラウドファンディング
を実施致します。開始の際は、皆様からのご支援、ご協力のほど何卒、宜しくお願いします。
※会員登録はこちら。https://t.co/7wUqIeHN88 pic.twitter.com/JSBrTkAntb
高田馬場と池袋で稼動している「ゲーセンミカド」は、各種大会のインターネットを通じた配信や国際的なeスポーツ大会への選手輩出など、日本だけでなく国際的にも有名なゲームセンターだ。
現在、日本国内では新型コロナウイルスの影響により、ゲームセンターの客足が全国的に遠のき、売上げが減少。東京都内での感染者の発見が集中していることから、遊戯施設への影響も顕著に出ており、ゲーセンミカドも例にもれず影響を受けている。
これまでゲーセンミカドはグッズなどの販売を通して、支援を呼びかけてきたが、今回、CAMPFIREを通じて、金銭的な支援を呼びかけると表明した。クラウドファンディングの具体的な中身はまだ未発表だが、何らかしらのリターンがあるものを推測される。
【スタートはこの後21時頃!】
— ARROWS (@arrows_create) March 22, 2020
兼ねてからお伝えしております、「クラウドファンディング」ですが、本日、この後21時頃よりスタートします。
▼支援URLはこちら(公開は21時頃)https://t.co/ynlM5IBIs4
皆様のご支援のほどよろしくお願いいたします。
(リプライに続きます) pic.twitter.com/wnVo43ckCp
CAMPFIREでは、体験型の謎解きイベントの制作や運営を行っているARROWSが先駆けて支援プロジェクトを発表。ARROWSはイベント中止により収入はほぼゼロとなったため、困窮と廃業を訴えており、ステッカーやクレジット、公演で使えるチケットをリターンに支援を呼びかけていた。記事執筆時点では支援者は165人、74万円を集めて、ひとまずは目標金額10万円を達成している。
昨今、新型コロナウイルスのゲームセンターや各種遊戯施設などの支援の必要性の認識が共有され、さまざまな有志から支援の動きが出始めている。著名なゲーセンミカドまで動き出すとなると、より事態は深刻な局面に推移しており、このままではゲームセンターや遊戯施設の廃業が相次いでしまう。まずはゲーセンミカドのTwitterアカウントをフォローし、クラウドファンディングが正式に発足次第、支援してみてはいかがだろうか。
ライター/福山幸司