いま読まれている記事

「ゲーセンミカド」の支援プロジェクトがCAMPFIREで実施予定。新型コロナウイルスの影響で売り上げ減少

article-thumbnail-200406h

 INHは、新型コロナウイルスの影響による「ゲーセンミカド」の売上げ減少にともない、クラウドファンディングを利用した支援を呼びかけると発表した。クラウドファンディングはCAMPFIREを通じて実施される予定だ。

 高田馬場と池袋で稼動している「ゲーセンミカド」は、各種大会のインターネットを通じた配信や国際的なeスポーツ大会への選手輩出など、日本だけでなく国際的にも有名なゲームセンターだ。

 現在、日本国内では新型コロナウイルスの影響により、ゲームセンターの客足が全国的に遠のき、売上げが減少。東京都内での感染者の発見が集中していることから、遊戯施設への影響も顕著に出ており、ゲーセンミカドも例にもれず影響を受けている。

 これまでゲーセンミカドはグッズなどの販売を通して、支援を呼びかけてきたが、今回、CAMPFIREを通じて、金銭的な支援を呼びかけると表明した。クラウドファンディングの具体的な中身はまだ未発表だが、何らかしらのリターンがあるものを推測される。

 CAMPFIREでは、体験型の謎解きイベントの制作や運営を行っているARROWSが先駆けて支援プロジェクトを発表。ARROWSはイベント中止により収入はほぼゼロとなったため、困窮と廃業を訴えており、ステッカーやクレジット、公演で使えるチケットをリターンに支援を呼びかけていた。記事執筆時点では支援者は165人、74万円を集めて、ひとまずは目標金額10万円を達成している。

 昨今、新型コロナウイルスのゲームセンターや各種遊戯施設などの支援の必要性の認識が共有され、さまざまな有志から支援の動きが出始めている。著名なゲーセンミカドまで動き出すとなると、より事態は深刻な局面に推移しており、このままではゲームセンターや遊戯施設の廃業が相次いでしまう。まずはゲーセンミカドのTwitterアカウントをフォローし、クラウドファンディングが正式に発足次第、支援してみてはいかがだろうか。

ライター/福山幸司

ライター
「ゲーセンミカド」の支援プロジェクトがCAMPFIREで実施予定。新型コロナウイルスの影響で売り上げ減少_001
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ