家庭用ゲーム機、ゲームセンター筐体をアルコール消毒するのはNG。劣化や破損、故障の原因に。柔らかく乾いた布で拭き、プレイの前後とも手を洗うのが基本

 新型コロナウイルスの感染拡大によりアルコールを使ってウイルスを除菌する場面が増えているが、家庭用ゲーム機やゲームセンター筐体にて使う際には注意が必要なようだ。インターネット上でユーザーや任天堂が使用を気をつけるよう注意喚起をしている。

 ゲームセンターで働いているTwitterユーザーのナリリさんは、アルコール由来の消毒液を持ち込みコントロールパネルを消毒することは、破損や故障を招くため避けるようにユーザーに呼びかけている。アクリル板が劣化または破損するとのことで、画像で被害のようすを報告している。

 またこれに先駆けて任天堂でもNintendo Switch本体やJoy-Conをアルコール除菌をすることは、プラスチック部分の色あせや、変形の原因となるため避けることを呼びかけている。

 仮にノンアルコールの除菌シートであっても、含まれる成分でプラスチック部分を傷める可能性があるので、任天堂は使用を推薦していない。

 現在、新型コロナウイルスの影響で、Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機の需要が増加している。しかしここでウイルスに過敏になり、消毒液を使って清掃してゲーム機を壊してしまっては、もとの子もない。ゲームセンターの筐体の汚れが気になるときは、近くの店員さんを呼んで対処してもらおう。自己流に清掃して、万が一にでも壊してしまうと、賠償の責任を負ってしまう可能性がある。

 任天堂は、ゲーム機の清掃を乾いた布で拭くことを推薦しており、これに加えて、プレイの前、プレイの後に手をよく洗うことが原則だ。もちろん手が濡れていたら、ボタンや接続部から水分が浸透して機器を壊してしまう可能性があるので、手もよく乾かすこと。間違っても水や消毒液を直接、機器に吹きかかけるということは絶対にしてはいけない。

 アルコールを使って殺菌、消毒する機会が新型コロナウイルスの影響によって増えているが、アクリル製のキーホルダー、スタンドなどを消毒する際は、アルコールを使うのではなく、界面活性剤が入った家庭用の台所中性洗剤を使うといいだろう。だが、ゲーム機に関しては精密機械なので、やはり避けたほうがいいだろう。

 ゲーム機本体は長く付き合うもの。わずわらしいかもしれないが、こまめに手を洗う習慣を身に着けることが、新型コロナウイルスから自身を守り、さらにはゲーム機を故障から守る策といえそうだ。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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