ローグライクカードゲーム『Slay the Spire』を開発するMega Crit Gamesは、開発が続いていた同作のiOS版を6月にリリースすることを発表した。価格は9.99ドル。Android版についてはリリースまでもうしばらくかかるという。
また、日本時間で6月7日午前2時から配信されるオンラインイベント「Guerrilla Collective Show」にてさらなる詳細を明かすとしている。
『Slay the Spire』は2017年に早期アクセスがスタートし、2019年に正式発売されたローグライトカードゲームだ。ローグライクRPGとデッキ構築型カードゲームを組み合わせた初めてのゲームとも見なされており、多数のフォロワー作品を生んでいる。
プレイヤーはゲーム開始時にカード構成が異なる複数のキャラクターからひとりを選び、プレイするたびに異なるイベントが待つ尖塔を登る旅に挑む。道中では「レリック」と呼ばれるプレイヤーにさまざまなスキルを与えるアイテムや多彩な能力を持つカードが手に入り、これらを取捨選択してそのときできる最善のデッキを構築して先を目指す。
評価も高く、レビュー集積サイトのmetacriticでは89点を獲得している。ゲームも現行世代の主要コンソールすべてに移植されており、PCだけでなくPlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchでもプレイ可能だ。
『Slay the Spire』はスキマ時間にサクッとプレイできるゲームのため、長らくスマートフォン移植が望まれていた。iOSユーザーは6月中に、いつでもどこでも本作を楽しめるようになる。
ライター/古嶋誉幸