スタジオ「Guerrilla Games」が開発中のPlayStation 5向けオープンワールドアクション『Horizon Forbidden West』について開発者が語る、新たなトレイラーが公開された。映像のなかで、ゲームが2021年発売を目指していることが明らかにされた。
『Horizon Forbidden West』は、2017年に発売されたオープンワールドアクションゲーム『Horizon Zero Dawn』の続編だ。人類の文明が崩壊し、機械の獣が地上を闊歩するようになった未来。残った人類は、狩猟や採集といった原始的な生活を営んでいる。
機械をハッキングする能力を持った前作の主人公アーロイは、『Horizon Forbidden West』でも再び主人公として登場する。本作の舞台はアメリカのユタ州から西海岸まで。旅の途中で出会う美しい谷や広大な砂漠、そして廃墟の街など、PlayStation 5の能力を活用し、より美しい世界をほぼロード時間無しで描く。ゲームを起動した瞬間、その場に立ってすぐにゲームを遊べるほどだという。
マップは前作よりも広くなり、湖の中をも泳いで探索できる。しかし、世界は美しいだけではなく危険に満ちている。海岸や沼地を守るシェルスナッパー、空を飛び回るサンウィングなど、新たな機械の獣がプレイヤーを待ち受けている。
友好的、敵対的問わず新たな部族も登場し、ある敵対的な部族は機械の獣をハッキングする術を見つけ出している。部族との戦いは、ハッキングされた機械との戦いにもなるため、さらに危険なものになるだろう。
また、本作では生物を窒息死させる「赤い疫病」が世界を浸食している。天候もより不安定になっており、巨大な嵐が発生するようになっている。アーロイの目的は、そんな滅び行く世界を救うことだ。
広大なアメリカの大地を、PS5の強力なSSDによりロード時間ほぼなしで描くという『Horizon Forbidden West』。2021年の発売を楽しみに待ちたい。
ライター/古嶋誉幸