ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、8月4日(火)発売のオンラインパーティーゲーム『Fall Guys: Ultimate Knockout』を有料サービス「PlayStation Plus」における8月のフリープレイタイトルとして配信する。
SIE公式サイト内の「PlayStation.Blog」では、本作の開発元でロンドンに拠点を置くMediatonicのデザイナーであるJoe Walsh氏が、全25種類のステージから4つのステージと各ステージの攻略に使えるヒントを公開しているのでご紹介する。
『Fall Guys: Ultimate Knockout』は、最大60人のプレイヤーがどんどんとカオスになっていくカラフルなステージを突き進み、最後のひとりになるまで競い合うオンラインアクションゲーム。キュートでカスタマイズ可能なプレイヤーキャラクターと色とりどりのアートデザインが特徴だが、アトラクションのようなステージと高度なアクションが要求される様子から「風雲!たけし城」や「SASUKE」といったテレビ番組を想像した方もおられるだろう。
Playstation.Blogで紹介されている4つのステージのうち、最初に紹介されているのはMediatonicのシニアゲームデザイナーであるAnthony Pepper氏が制作した「The Whirlygig」だ。本ステージはレース形式となっており、巨大な風車や回転するアームがプレイヤーたちを妨害する。
本ステージにおける攻略のカギは高速回転する風車。動画のように右側へ弾き飛ばされたり、あるいは避けて中央の足場へと進んだりする方法を通常思い浮かぶが、うまく利用すればゴールライン近くまで自身を吹き飛ばし、ステージの最後に待ち受ける急勾配から早く抜け出すことができるという。
「The Whirlygig」に続いて紹介されているのは、振り分けられたチームで協力して挑む「Hoopsie Daisy」である。Joseph Juson氏が製作した本ステージでは、ステージ上に現れるフープをくぐることでポイントが加算されていき、一定時間後に得点の低いチームが脱落する。1ポイントの白いフープ以外にも、5点加算される金色のフープも出現するため、最後まで気が抜けないステージだ。
本ステージを勝ち抜くためには、自分の前にいる相手チームのキャラクターを掴んで足止めする妨害戦術と味方のフォローに入る連携が必要になってくる。また、得点の低いチームが脱落するルールを逆手にとり、複数チームで連携する戦術も考えられるだろう。
3つ目に紹介されているのは、プレイヤーの集中力と記憶力が試される「Perfect Match」。大型スクリーンに表示されたフルーツが描かれているタイルを探し、5秒以内に乗れればセーフ、落ちるとスライムの海へとダイブさせられる。なお、本ステージを製作したリードレベルデザイナーのMeg Ralph氏は「理論ベースのラウンドも試してみたかった」とコメントしている。
本ステージでは「相手をだます技術」がヒントとして紹介されている。ステージが進むにつれてタイルの位置を記憶できなくなったプレイヤーは他プレイヤーたちの選択を信じて付いていくため、ハズレのタイルへわざと誘導したのち、ギリギリで正解のタイルへと飛び移って振り落とす狡猾な戦略だ。
最後は、60人で生き残りをかけて遊ぶ「Roll Out」が紹介されている。巨大なローラーのうえから落とされないように耐えるだけのシンプルなルールだが、もちろんローラーは時間の経過とともに加速する。
遊園地にある“びっくりハウスのトンネル”を参考にしたJoseph Juson氏による本ステージでは、ローラーの各所に配置された穴をうまく利用して、他プレイヤーを落とす戦略が攻略のカギとなっている。
PlayStation Plusの加入者は発売日から無料で遊べる『Fall Guys: Ultimate Knockout』。8月31日(月)午前10時までフリープレイの対象となっているので、ぜひチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ