トレジャーは、2001年にリリースした名作シューティングゲーム『斑鳩』の豪華なパッケージ版の予約販売を実施している。販売を担当するPikiiでは、記事執筆時点ですでにPlayStation 4版とNintendo Switch版どちらも売り切れ済みとストア上で表記されている。価格は税込4950円で、9月24日(木)に発売される予定だ。
ゲーム本編以外に特別化粧箱、フルカラー説明書、そしてFascinations,Incが製作した3DメタルモデルMetal Earth「IKARUGA」が付属する。なおアメリカでも予約が始まっており、こちらはゲームデベロッパーのNicalisが販売を担当。日本と比べると若干割高で送料も掛かるが、日本への発送にも対応している。
『斑鳩』はトレジャーが開発し、2001年にアーケードで稼働が始まった縦シューティングゲームだ。自機と敵、そして弾に設定された白黒2種類の属性により、場合によってはあえて敵の弾に当たる方が有利になる、シューティングゲームとしては珍しいシステムを搭載していた。同じ属性の敵を連続して破壊するとメリットが発生するチェーンコンボや、高い難度にふさわしいハードな世界設定などにより、今なお名作シューティングゲームの議論では必ず登場する名作となっている。
2002年にドリームキャストへ移植されたことを皮切りに、約20年にわたってさまざまなハードへ移植。ダウンロード販売でNintendo SwitchやPlayStation 4、Xbox Oneでも遊べる。
2021年に20周年を迎える『斑鳩』だが、今なお多くのファンに愛されている。主人公機のかっこよさが再現されたメタルモデルは、ファンなら絶対に手に入れたいアイテムだろう。
ライター/古嶋誉幸