PlayStation 5向けリメイク版『Demon’s Souls』にひそかに仕込まれた、原作にはない「開かずの扉」(参考記事)。先日より話題となっていたこの扉が、ついにスピードランナーのDistortion2氏によって開かれた。
本稿ではこの謎の解き方についてできる限り伏せているが、すべて自分の力で謎を解き明かしたいという方は読まない方が良いだろう。また、動画やリンク先は謎の解き方などのネタバレがあるので注意されたい。
Distortion2氏は、以前バグ技を利用してなんとか突破しようともしたが、最終的には自力で答えに到達。攻略方法が判明し、ようやく死んだ騎士の元にたどり着く様子はTwitchでライブストリーミングされた。
扉の奥にあったアイテムは、とある装備一式だ。現時点で判明した方法では少なくとも2週以上の周回が必要と、手に入れるには努力が必要だ。ドアが開いたことは、扉の開き方なども含めて海外メディアDestructoidなどが報じているため、詳しい方法はインターネット上を検索してみてほしい。
なお海外のフォーラムRedditでは、扉が開いたあともまだ議論が続いている。というのも、リメイク版『Demon’s Souls』同様に、原作版にない隠し部屋が追加されていたリメイク版『ワンダと巨像』との関連性が見つかっているからだ。どちらもBluepoint Gamesが手がけており、『ワンダと巨像』にはリメイクで追加された扉を開くアイテムには、扉を開ける以外の意味も隠されていた。
『Demon’s Souls』も、ドアを開けるためのアイテムの意味はまだ完全に解き明かされておらず、扉が開いた後にも謎は残されている。
なおこの扉の開け方に賞金をかけたRedditユーザーは、記事執筆時点でReddit上でこのことについては反応していない。記事執筆時点では最終書き込み時間もしばらく前のため、まだ気がついていないのかもしれない。
リメイク版『Demon’s Souls』には、ほかにも謎の物音が聞こえるという奇妙な報告の謎解きも進められている(参考記事)。隠し扉同様、こちらの謎も熱心なファンたちによって早晩答えが見つかるだろう。
ライター/古嶋誉幸