ゲーム開発会社SimulaMは、同社が開発するオープンワールドキリストシミュレーションゲーム『I Am Jesus Christ』のクラウドファンディングを2021年2月1日(月)に開始すると発表した。
社内認証プロセスによる体験版公開の遅延や開発中の新たな動画など、開発状況を紹介する開発ログ動画も公開されている。体験版は12月リリースの予定だったが、2021年1月末頃へと変更となった。
『I Am Jesus Christ』は、新約聖書に記されたイエス・キリストの生涯を一人称視点で追体験できるオープンワールドアドベンチャーゲームだ。キリストの誕生と洗礼から、ゴルゴダの丘での磔刑、キリストの復活までに起きた様々な出来事や奇跡をプレイヤーの手で再現することになる(参考記事)。
飢えた人々を癒し、水の上を歩き、嵐を鎮める。ゲームには聖書に記述のある30種類以上の奇跡が登場。人々を助けるだけでなく、サタンと戦うこともあるという。
生活に根ざした宗教がテーマで、聖書にはないキリスト自身の視点から彼の奇跡の旅を描くという性質上、センシティブな問題が複数想像できる。フォーラムでは、キリストの肌の色について議論も起きた。最終的には開発者が肌の色を変更するオプションを提供することで解決している。
また、ベータテストも予定されているという。掲示板のベータテストスレッドではまだ募集が続いているので、テストに参加したいという方は当該スレッドにてテスターになりたい旨を書き込んでおこう。
『I Am Jesus Christ』の本編は2021年発売予定。体験版は2021年1月末、クラウドファンディングは2月1日(月)スタート。ゲームに興味がある方は、『I Am Jesus Christ』をウィッシュリストに入れて続報を待って欲しい。
ライター/古嶋誉幸