CD Project REDとスパイクチュンソフトは12月10日(木)、オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』を発売した。
本作は1993年に日本版が発売されたテーブルトークRPG『サイバーパンク2.0.2.0』を原作に『ウィッチャー』シリーズを手がけるCD Projekt REDによって制作された作品。原作製作者のマイク・ポンスミス氏も監修として参加している。
ローカライズは『ウィッチャー3 ワイルドハント』でローカライズを担当した本間覚氏と、スクウェア・エニックスにて『ライフ イズ ストレンジ』などのローカライズを務めた西尾勇輝氏が担当している。
#サイバーパンク2077 無事ゴールドマスターです!ひとつの大きなマイルストーンに到達しましたが、これからも引き続きブラッシュアップしていきます!まだまだやれることはある!
— 西尾勇輝(にしおじ) (@Nishio_EE) October 5, 2020
そしていい機会なので(あくまでも一部ではありますが)、日本語吹き替え台本の写真をどうぞ。 pic.twitter.com/Rg5PNu3aDF
ゲームはタイトル通りネオン輝くサイバーパンクな巨大都市「ナイトシティ」を舞台に、プレイヤーは主人公である傭兵の「V(ヴィー)」となって不老不死の鍵を握るインプラントを追う。
一見きらびやかなナイトシティは、一歩ストリートに出ればギャングや企業エージェント、カルト信者、政治家などが勢力争いをしている物騒な地だ。
そのナイトシティで傭兵となって仕事をこなし報酬を獲得、その報酬でさらに自身の身体をサイバーウェアによって強化しつつストーリーを進めていくこととなる。
本作は発売までに数度の発売延期を経ており、その度話題になったため本作の名前を見かけたユーザーも多いだろう。2012年10月にタイトルが発表、その後2013年1月にティザーが公開され大きな話題となるも、5年以上音沙汰がなかった。
2018年6月に開催されたE3内で新たなティーザーが公開され、翌年の同イベントではハリウッドスター、キアヌ・リーブス氏がゲーム内に登場することが発表。2020年4月16日の発売が明らかにされ、さらにステージにキアヌ氏が登場するというサプライズまで飛び出し、ファンの胸は期待で膨らんでいた。
しかし、「舞台となるナイトシティの巨大さによる、バグ修正や作り込みが膨大である」ことを理由に、2020年1月に一度目の延期を発表。発売日を2020年9月17日とした。その後、同年6月に新型コロナウイルスの流行による制作の遅れにより、発売日を11月19日とする二度目の延期が発表される。
10月5日にはリリース用のバージョンであるマスターアップが完成したことを公式Twitterにて報告したが、同月28日に「9つの全プラットフォームでの同時発売でテストを行い、さらなるクオリティアップが必要」として三度目の発売延期を発表し、12月10日(木)を発売日とした。
多くのゲーマーが待望した『サイバーパンク2077』。12月9日の20時には動画配信も解禁されており、大きな盛り上がりを見せることだろう。
本サイトでは50時間プレイしたレビューや、発売日前に起動したときの隠し要素なども紹介している。
年末年始は、ナイトシティでどっぷりサイバーパンクに浸かってみてはいかがだろうか。