任天堂は、有料サービス「Nintendo Switch Online」の加入者が利用できる『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online』にてへ、12月18日(金)に5つのゲームタイトルを追加すると発表した。
『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコンNintendo Switch Online』は、ファミリーコンピュータやスーパーファミコンのタイトルをいつでもどこでも遊ぶことができる「Nintendo Switch Online」の加入者特典のひとつである。今回、スーパーファミコンのタイトルには『スーパードンキーコング 3』をはじめとする4作品が登場するほか、ファミリーコンピュータのタイトルには、1987年発売のディスクシステム用ソフト『スマッシュピンポン』が追加される。
『スーパードンキーコング 3』は、1996年に発売されたアクションゲーム。本作では主人公がおてんばな女の子「ディクシーコング」と赤ちゃんの「ディンキーコング」に変わっており、ふたりは書き置きを残していなくなった「ドンキーコング」と「ディディーコング」を探すために大冒険を繰り広げる。それぞれ異なるコングの特徴の把握や、旅路のいたるところに閉じ込められた「バナナバード」の救出が攻略のカギとなることだろう。
ふたつ目の作品は、1993年に発売された『くにおくんのドッジボールだよ全員集合!』である。正義の不良である「くにお」が世界一のドッジボールチームを目指し、世界各国の強豪とぶつかる本作では、試合結果に応じた賞金を獲得可能。選手の能力を強化するアイテムや「必殺シュート」を購入できる。また、試合の流れに変化を加えるステージごとの仕掛けにも注目してみてほしい。
3つ目は、1994年発売のレスキューアクションゲーム『ファイヤー・ファイティング』だ。名前のとおり、本作では消防士の主人公を操作して、炎が燃え広がる災害現場で救助活動を展開する。実際のゲームプレイでは、ステージの開始前に開かれるミーティングで状況を把握する計画性、そして持ち込んだアイテムを惜しまずに使って最短ルートを切り開く大胆さが求められる。
4つ目の『すごいへべれけ』は、同じく1994年に発売された作品。名前からゲームジャンルを予想できない本作は俯瞰視点のアクションゲームで、鳥のような謎の生物「へべ」など、コミカルなキャラクターが乱闘を繰り広げる。各キャラクターにはコマンド入力の必殺技「すぺしゃるあたーく」や相性があり、対戦ゲームらしい駆け引きの楽しさが詰まった作品となっている。
今回追加された5作品は、これまでの追加作品と同様に原作の仕様がそのまま反映されているため、コマンド入力などの裏技やバグを利用するプレイも再現可能だ。任天堂の公式YouTubeチャンネルでは「プラスチャレンジ」として一部の要素を紹介しているので、あわせてチェックしておくとよいだろう。
『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online』には、12月18日(金)に懐かしい名作ソフトが追加される。興味があれば、ぜひ有料サービス「Nintendo Switch Online」への加入を検討してみてほしい。
ライター/ヨシムネ