エレクトロニック・アーツは『マスエフェクト』初期3部作を1本にまとめた『MASS EFFECT LEGENDARY EDITION』を5月14日(金)に発売すると発表した。Steamなどで予約販売もスタートしている。
対応プラットフォームはPlayStation 4、Xbox One、PCで、次世代機にも互換対応。価格は8700円だ。また、定額遊び放題プラン「EA Play Pro」(月額1644円/年額 10644円)に加入してプレイすることもできる。
『マスエフェクト』シリーズは、主人公シェパードの宇宙を股にかけた大冒険が描かれる三人称視点のRPG。初代『マスエフェクト』は2007年にリリースされ、3作にわたってシェパードが主人公を務めた。
RPGの老舗Biowareらしい、プレイヤーの行動が宇宙の行く末を決める壮大な物語が魅力だ。セーブデータの引き継ぎ要素もあり、プレイヤーの選択は次の作品以降にも影響を与える。
『MASS EFFECT LEGENDARY EDITION』は『マスエフェクト』、『マスエフェクト2』、『マスエフェクト3』の3本が1本にまとめられ、シングルプレイとストーリーDLCなど40種類以上の人気DLCが収録される。『マスエフェクト3』のマルチプレイ部分は収録されない。
1本にまとめられたことで、プレイヤーの取った行動が三部作すべてに反映されるというシリーズの特徴がさらに手軽に楽しめるようになるだろう。
ビジュアルもアップグレードされ、4K解像度にも対応。とくに初代『マスエフェクト』は、アートや視覚効果、ライティングなどゲーム全体のビジュアルが再構成される。また、射撃や武器バランス、分隊行動などゲームプレイ自体も現代風に遊びやすく変更が加えられているという。
すべての作品でクオリティを重視した描画設定とフレームレートを重視した描画設定を選択可能だ。
初めて正式な日本語版としてリリースされるPC版と、初めて同一プラットフォームでDLCを含めたすべての作品が日本語で遊べるようになるコンソール版。『MASS EFFECT LEGENDARY EDITION』は日本の『マスエフェクト』ファンにとっては記念すべき作品になるだろう。ゲームは5月14日(金)に発売予定だ。
文/ishigenn