中国の杭州市と深セン市に拠点を置くGame Science(游戏科学)は、開発中のアクションRPG『Black Myth: Wukong(黑神话:悟空)』を使った春節(旧正月)の記念トレーラーを2月9日(火)に公開した。
なお、YouTubeの映像では説明文に「あくまで春節を記念するもので、本作のプロットを表すものではない」ことが示されている。
『Black Myth: Wu Kong』は、16世紀ごろに成立した小説『西遊記』をベースに開発されている作品だ。作中では、転がって敵の攻撃を避けるドッジロールやタイミングよく敵の攻撃を弾くアクションを駆使しながら、さまざまな敵と戦う。同様の戦闘スタイルをもつ作品はほかにも存在するが、本作の特徴は、主人公である「悟空」が「如意棒(にょいぼう)」や分身・変化などの術を扱える部分にある。
今回の映像では、基本的な回避と弾きのアクションに加えて、2020年8月公開のゲームプレイ映像で出たものとは異なる変化や敵を確認できる。執筆時点で発売予定時期などの情報は未定だが、公式サイトのQ&Aでは、対応予定のプラットフォームについて「クラウドゲーミングを含むPC・家庭用ゲーム機などの主要コンソール」との解答が示されている。
本作を遊べるようになるまではまだまだ時間がかかりそうだが、悟空のように500年もの長い間待つ必要は無さそうだ。続報については、公式サイトから登録できるメールマガジンやSNSの公式アカウント(bilibili、Weibo、Wechat)をチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ