株式会社ポケットモンスターは、2月27日に配信した番組「Pokemon Presents」にて、『ポケットモンスター』25周年を祝した映像「Pokemon 25 Years of Non-stop Adventure」を公開した。
『ポケットモンスター』の歴史を5分間に凝縮して紹介する内容で、ゲームからさまざまなグッズやアニメなどが登場する非常にエモーショナルな内容となっている。
『ポケットモンスター』シリーズは1996年2月27日にゲームボーイで発売された『ポケットモンスター 赤・緑』からスタート。その後、2019年11月15日にNintendo Switchで発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』まで、メインシリーズは全8作が開発されてきた。これは23年にわたり、およそ3年に1回のペースで完全新作が発売され続けている計算となる。リメイクやスピンオフ作品も大量に登場しており、シリーズをすべて追うファンでなくとも一度は何かの作品をプレイしたことがあるという人も多いだろう。
25周年映像ではゲームだけでなく、「ポケモン」を交換するためにゲームボーイのプレイヤー間で大活躍した「交換用ケーブル」や、トレーディングカード版に当たる『ポケモンカードゲーム』、サトシとピカチュウの出会いの場面を描くアニポケことアニメ版『ポケットモンスター』などが登場。後半ではスマートフォン向けアプリやハリウッドで実写化された映画『名探偵ピカチュウ』なども披露された。この25年を生きている人間ならば、かならずどこかで『ポケットモンスター』と接点があっただろうと思わせる情報量だ。
なお今回の番組ではこの25周年映像にあわせて、リメイク作品である『ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール』と、最新作『Pokémon LEGENDS アルセウス』が正式発表された。オーキド博士との会話から始まった『ポケットモンスター』の歴史は、まだまだこれからも続いてゆく。
文/ishigenn