ゲーム開発会社ジェムドロップは、ほのぼのとしたキャンプマンガ『ゆるキャン△』をテーマにしたVRゲーム『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』を本日3月4日にスマートフォン、PC、コンソール向けにリリースした。
『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』は、アニメ『ゆるキャン△』第1話に登場した本栖湖のキャンプ場を体験することができるVRゲームだ。プレイヤーは主人公のひとり「各務原なでしこ」として、もうひとりの主人公である「志摩リン」とともに、ゆったりとしたキャンプを楽しめる。ふたりの掛け合いを見るのではなく、なでしこ自身となって優しい世界に入り込むことができてしまうという内容となっている。
原作『ゆるキャン△』は、現在芳文社の漫画配信サイト「COMIC FUZ」にて連載中のあfろ氏のマンガだ。なでしこやリン、「野外活動サークル」(野クル)のメンバーとキャンプが中心のゆったりとした日常を描く。アニメは現在第2期「ゆるキャン△ SEASON2」が放送中だ。
今回配信が開始された『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』では、写真を撮ったり、ご飯を食べたりなど、さまざまなシーンをフルボイスで収録しており、アニメ1話分ほどのシチュエーションが用意されている。
なお同作に続き『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~麓キャンプ場編~』も今後リリース予定となっており、こちらはアニメ第1期第2話・第3話で登場した“ふもとっぱら”が舞台。今度はプレイヤーは「リン」となり「なでしこ」と一緒にキャンプする内容となる。
女子高生になって友達と一緒にキャンプを楽しみたいという願いをかなえる『ゆるキャン△ VIRTUAL CAMP ~本栖湖編~』は、iOS、Android、PlayStation 4、Nintendo Switch、Steam、Oculus Questで配信中。価格はスマートフォン版が1960円、PS4とNintendo Switch、Steamが2420円、Oculus Quest版が2100円となる。
ゲームはVRとフラットスクリーンどちらにも対応しており、Nintendo Switch版はVRゴーグルToy-Con、PS4版はPlayStation VR、Steam版は Oculus Rift、HTC Vive、Valve Indexに対応。スマホ版も市販のスマートフォン用VRゴーグルを使えば同等の体験ができる。
ライター/古嶋誉幸