『ドラゴンクエスト』シリーズの配信ガイドラインが改訂。発売から一定期間を経た作品については「エンディング」含めて配信OKに

 スクウェア・エニックスは『ドラゴンクエスト』シリーズ配信ガイドラインを改訂し、発売・配信から一定期間を経た作品についてはエンディング含めて配信を許諾すると発表した

 これまで『ドラゴンクエスト』シリーズの配信ガイドラインでは、エンディング部分の配信等を禁止する条項が設けられてきた。しかし今回、その条項を削除して発売・配信から一定期間を経た作品については、エンディングの配信を可能になった形だ。

 たとえば作品ごとの配信ガイドラインを見てみると、最新作『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』『ドラゴンクエストX オンライン』では、エンディングやラスボスの配信を禁止する条項がなくなっており、配信が可能となったようだ。

 一方でPS4版『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』などでは、一部の重要なシーンが、ゲーム機の機能によって録画禁止区間の設定がされている。こういったシーンについては、他の機材を用いるなどして配信などを行なうことが可能としている。なお『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』では、追加要素である「ボイスドラマ」の生配信、動画・画像の投稿は引き続き禁止している

(画像はMy Nintendo Store『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』より)
(画像はMy Nintendo Store『ドラゴンクエストX オンライン』より)

 現状、最新ナンバリングタイトルである『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S』のエンディングの配信は可能となっているが、今後、『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作が発売された場合、エンディングの配信が許可されているのかは不明だ。個別作品ごとの配信ガイドラインをしっかりとチェックしたほうがよいだろう。

 配信ガイドラインのメッセージには、『ドラゴンクエスト』シリーズの生みの親・堀井雄二氏による「ゲームはコミュニケーションツールである」という理念とともに、コミュニケーションの時代の変化を前向きに捉えて、力強く後押ししたい旨が書かれている。今回の方針の改訂も、こうしたコミュニケーションの時代の変化を反映したものとなっているようだ。

 今回の改訂後のメッセージでは、「お客様(投稿者)ご自身の創作性が含まれた楽しい動画や静止画が投稿されることを期待いたします」として、ユーザーの創作性に期待したものとなっている。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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