アメリカのパブリッシャー(販売元)Tripwire Interactiveは、Blindside Interactiveとともに開発したオープンワールドアクションRPG『Maneater』のDLC「Maneater: Truth Quest」を発表した。2021年夏発売予定で価格は14.99ドルとなる。対応プラットフォームはPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC。
『Maneater』は2020年に発売されたオープンワールドアクションRPGで、公式には「shARkPG」とジャンル付けされている。プレイヤーはハンターによって親を殺された子ザメとなり、海洋生物や人間を食べて成長し、生態系の頂点を目指す。アリゲーターやシャチなどの海洋生物、サメを狙うハンターたちと戦い、母を殺された復讐を果たそう。
サメには敵に体当たりしたり、ミサイルのように水中から飛び出したり、水面を尾でたたいて敵を気絶させるといった基本攻撃が備わっており、さらにメカジキの角をヤリとして使うように周囲のアイテムを使った攻撃もできる。敵を食べて十分な栄養を獲得すれば、さらに強力な力を手に入れられる。
「Maneater: Truth Quest」では新たなストーリーが描かれる予定だ。港町のPort Clovisを舞台に、かつて漁師たちの間で密かに語られていた「骨を鎧のように発達させた生き物」や「肉を食らう毒をまき散らす生き物」などの噂を聞きつけた陰謀論者たちが登場。これをオリジナルの「マンイーター」を隠蔽するNaval Wildlife Organization(NWO)の工作の確かな証拠と彼らは考え物語が動き出す。
オリジナルの『Maneater』では俳優のクリス・パーネル氏がゲーム内ドキュメンタリー番組のホストを務めたが、今作ではこの陰謀論を説くYouTubeチャンネル「Truth Quest」の進行役として再登場。信者であるほかの陰謀論者を率いてこの暗い陰謀を解き明かすため、マンイーターを追う。
ゲームプレイとしては新たにふたつのエピソードと新しい地域を追加。レベルキャップは40に底上げされ、さらなる進化が可能となる。新たな捕食者のほかに、ついに軍隊がプレイヤーを襲ってくるようになる。歩兵だけでなく、ヘリもプレイヤーを付け狙うようになる。
ライター/古嶋誉幸