コナミデジタルエンタテインメントは、任天堂のインディーゲーム紹介番組「Indie World」にて、2Dアクションゲーム『GetsuFumaDen: Undying Moon』を発表した。対応プラットフォームはNintendo SwitchとPC(Steam)。日本語にも対応。
Nintendo Switchでは2022年発売、Steamでは2021年5月14日(水)から早期アクセスがスタートする。早期アクセスの価格は24.99ドルだ。早期アクセス参加者には「デジタルアートブック」と「オリジナルminiサウンドトラック」、FC版『月風魔伝』が無料でプレゼントされる。早期アクセスに先駆け、ゲームのDiscordサーバーも公開されている。
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『GetsuFumaDen: Undying Moon』は、1987年に発売されたファミリーコンピュータ用アクションRPGゲームの続編。和風ダークファンタジーに、ローグライトとハイスピード2Dハック&スラッシュアクションを足し、浮世絵風のアートスタイルでまとめたアクションゲームだ。和風なのは見た目だけではなく、日本武道特有の間合いや拍子を意識した剣戟アクションも楽しめる。
ダンジョンは入るたびにマップやアイテムが変化し、主・副装備の収集と強化や能力解放により、多彩なビルドでゲームに挑戦できる。リアルタイムに強化の取捨選択が可能なパワーアップシステムを採用しており、周回ごとにビルドを工夫しながら地獄の最深部を目指そう。
目を引く美しくもおどろおどろしい浮世絵風のアートスタイルで描かれる大百足や龍など、日本の妖怪をモチーフにした巨大で恐ろしいボスは、あらゆるステージの最後にプレイヤーを待ち構えている。
コナミデジタルエンタテインメントのゲームが任天堂のインディーゲーム紹介番組に登場するのは少し奇妙に見えるが、SteamページではゲームはGuruguruと同社の共同開発となっている。Guruguruが具体的にどの会社なのかは記事執筆時点で明かされていないが、福岡に拠点を置く株式会社ぐるぐるのことではないかと思われる。
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美しいアートスタイルと白熱の戦闘が楽しめそうな『GetsuFumaDen: Undying Moon』は、5月14日(水)よりSteamにて早期アクセス開始予定。Nintendo Switchでは2022年に完成バージョンとして発売されるはずだ。
ライター/古嶋誉幸