Mod開発者のGPUnity氏は、2017年から開発が続いていた『ニーア オートマタ』向けのHDテクスチャパックMODの正式版をリリースした。300枚以上のテクスチャが更新され、ゲームの見た目が向上している。一方、ほんの少しだけパフォーマンスは低下するという。
公開されたトレイラーでは、オリジナルとHDテクスチャを比較している。1.2GBのMODでどれほど見た目が変わるか確認してほしい。
MODが初公開されたのは2017年6月。「『ニーア オートマタ』は、残念ながら低解像度のテクスチャに悩まされています。私はそれを修正するつもりです」とModコミュニティサイトModDBに投稿。それから4年間、MODのアップデートを繰り返しながら、少しずつテクスチャの修正に取り組んできた。
HDテクスチャパックはSteam版、Microsoft Store版に適用可能。特に言及されていないため、Xbox Game Pass版に対応しているかは不明。場合によってはファイル構成が違うため、Xbox Game Pass版は通常の方法では適用できないかもしれない。
Steam版では「FAR」(Fix Automata Resolution)が必要になる。Microsoft Store版も同じ機能を持つModが配布されているので、そちらを適用しよう。
それ以降はどちらのバージョンも、HDテクスチャのSteamページにて説明されているとおりにファイルを操作するとインストールできる。
なお、MODの適用によってセーブデータの破損などが起きる可能性もある。ダウンロードと適用は自己責任で行われたい。
最近リリースされたMicrosoft Store版『ニーア オートマタ』は、移植の質がSteamに比べて向上していることが報告されていた。レビュー爆弾を含む無数の批判を受けたあと、スクウェア・エニックスはSteam版も改善することを4月15日に報告。記事執筆時点でまだパッチはリリースされていない。