2Dサンドボックスゲーム『テラリア』が5月17日(月)にめでたく10周年を迎えた。ゲームを開発するRe-Logicは記念セールを5月14日(金)からスタートしており、日本時間5月18日(火)午前3時までゲームを半額の490円で買える。10周年を記念し、「Celebratory Seed」などを追加するアップデートも公開された。
コミュニティとの共同イベントも開かれる。「ワールドマップ」、「テクスチャパック」、「ファンアート」、「スクリーンショット」、「そのほか」の5つのカテゴリーで『テラリア』に関するファン創作コンテストが開催中。
また、Discordサーバーでも10周年のお祝いが行われ、現地時間5月17日に『テラリア』サブレディットにて作者がファンからのさまざまな質問に答える「AMA」(アスク・ミー・エニシング)を開催予定だ。
『テラリア』は16bit風のグラフィックが特徴の2Dアクションゲーム。『マインクラフト』のような探索と建築を特徴としたサンドボックスタイプのゲームだ。プレイヤーはひとりで、あるいはほかのプレイヤーと一緒に広大なワールドを旅し、思い思いのことを楽しめる。
2020年5月には、ゲーム9周年を記念した大型無料アップデート「Journey’s End」をリリース。旅の終わりというタイトルが示すとおり、このアップデートをもってゲームの大型アップデートは終了。これ以降はバグフィックスのアップデートが主となる。
PC、コンソール、スマホとあらゆるプラットフォームで遊べ、10年の間に無数の「テラリアン」を生み出した。2021年3月には3500万本を販売したことを発表。2020年3月に3000万本を超えたことが発表されたが、わずか1年でさらに500万本を売ったことになる。10年間サントラ以外の有料DLCはリリースされず、本体の売り上げだけで大規模なアップデートを無料配信してきた希有なゲームらしい売り上げだ。
ついに10周年を迎えた『テラリア』。海外メディアIndie Wireのインタビューによると、Re-Logicは現在新作に向けて準備中だという。とはいえ、具体的な形があるわけではなく現在は新しいことを学ぶ段階にあるという。「おそらく、しばらく時間がかかるでしょう」と語っている。