ベネズエラのゲーム開発会社Paper Castleは、ローグライトRPG『WANDER STARS』を開発中だ。本作の特徴である、複数の文字を選んで技を作る戦闘シーンの紹介動画が6月2日(水)に公開された。
『Wander Stars』は、言葉を組み合わせて自分だけの攻撃を作り出す戦闘が特徴のRPG。主人公は小さな村に住む武術家の少女「リンゴ」。村から出たことがなかった彼女と、過去から逃げ続ける正体不明の悪投「ウルフ」が出会い、奇妙な協力関係を結ぶことになる。
戦闘はターンベースのコマンド選択式バトルにデッキビルディング要素を導入。デッキに集めるカードは「FIRE」や「WIDE」など、攻撃の特性を決定する言葉だ。「FIRE」や「ICE」は攻撃の属性で、「WIDE」は攻撃範囲を示すのだろう。攻撃力が上がりそうな「AMAZING」や、攻撃回数が増えそうな「EXTRA」など、たくさんの言葉が登場する。
これらの言葉は、戦闘で敵にとどめを刺さずに勝利することで「激励の言葉」として手に入るようだ。昨日の敵は今日の友。武術家らしく戦うことで、リンゴはより強くなっていく。
マップはランダム生成。ランダムに発生するイベントや戦闘をくぐり抜け、負けたらまたはじめからスタートだ。いくつかのパワーアップ要素は周回でも引き継がれるが、多くの要素は敗北すると廃棄となる。
新しい言葉を集め、組み合わせ、試し、敵の弱点を学び、戦いに勝つための戦略編み出そう。
リンゴとウルフが「ワンダースターマップ」の謎を追う『Wander Stars』は、現在Nintendo SwitchとPC向けに開発中。2021年後半にキックスターターにてクラウドファンディングを行うとのことなので、興味があれば公式サイトのメーリングリストに登録して続報を待ってほしい。