ベセスダゲームスタジオのディレクタートッド・ハワード氏が、イギリス紙デイリー・テレグラフのインタビューに答え、新作『The Elder Scrolls VI』(エルダースクロールズ6、TES6)はまだ設計段階にあることを明かした。
『TES6』でやりたいことを実現するための技術を吟味しており、いくつかの新機能がゲームの「Creation Engine 2」に実装されるだろうとしている。
現在ベセスダゲームスタジオがもっとも注力しているのは、E3 2021でトレイラーが公開された『Starfield』だ。『Starfield』と『TES6』は同じタイミングで発表されたが、ハワード氏によるとこれは『Fallout 76』の後でベセスダが今後もシングルプレイゲームに力を入れることをファンにアピールするためだったという。
一方、『Starfield』でも使用されるCreation Engine 2の開発も進められており、ハワード氏によるとスタッフは『Starfield』と『TES6』のどちらの作業も行っているという。そのため、ふたつのプロジェクトは絡み合っているとしている。
『TES6』についてわかっている情報はかなり少ない。正式にわかっているのは、「スカイリムおばあちゃん」がNPCとしてゲームに登場することが判明しているくらいだろう。
『Starfield』の操縦席に書かれていた小さな落書きから、一部のファンは『TES6』の舞台になるのがゲームに登場する種族のひとつ、レッドガードの故郷ハンマーフェルとイリアックベイ周辺になるのでは、と予想している。
『Starfield』は2022年11月11日発売予定。『TES6』は、少なくとも『Starfield』が発売された後に発売されることが確認されている。