株式会社ポケモンは7月2日(金)、子ども向けYouTubeチャンネル「ポケモン Kids TV」上にて、スタジオコロリド制作のアニメーション作品『まっててね!コイキング』を公開した。
今回公開された『まっててね!コイキング』は、2020年6月から展開されているアニメーションシリーズ「POKÉTOON(ポケトゥーン)」の第4弾作品である。ポケモンを預かる施設「預かり屋」を舞台に描かれる本作では、おじいちゃんと湖へ遊びに来た少年「リクオ」とさかなポケモン「コイキング」の絆がボイスなしで表現されている。
本作の監督を務めたエロール・セドリック氏は「明るい作品にしたかったので、その悲しみを強くプッシュしていませんが、ポケモンたち、子供たちの一人ぼっちさのさみしい気持ちは伝えたいことのひとつでした。」とコメント。離れ離れになるリクオとコイキングの心情に寄り添いつつも爽やかな物語となっているようだ。
「POKÉTOON」シリーズでは『ぽかぽかマグマッグハウス』や『ゲンガーになっちゃった!?』などのアニメーション作品が今後も公開予定。興味があればYouTubeチャンネルの再生リストを保存して次回作の公開を待ってみてほしい。
制作を担当したスタジオコロリドの発表は以下のとおりだ。
スタジオコロリド制作の新作アニメ「まっててね!コイキング」がYouTubeチャンネル「ポケモン Kids TV」にて本日公開!「預かり屋」を舞台にポケモンと少年の絆を描く
株式会社ツインエンジンのグループ会社でアニメーションの企画・制作を手掛ける株式会社スタジオコロリド(東京都世田谷区、代表取締役:山本幸治、金苗将宏)は、本日ポケモンの公式YouTubeチャンネル「ポケモン Kids TV」で公開された、「POKÉTOON(ポケトゥーン)」シリーズ第4弾作品となる新作アニメ「まっててね!コイキング」を制作しました。
ポケモンを預かる施設である「預かり屋」を舞台に、ポケモンと少年の絆を描いた本作。水彩風のタッチ、そして音楽のみの無声ストーリーが特徴のアニメーションで、感情の動きを豊かに表現しています。ぜひご覧ください!
▼「まっててね!コイキング」本編URL
https://youtu.be/H81MSo_3DqA■スタッフ
監督・キャラクターデザイン:エロール・セドリック
脚本:金 知彦
音響監督:三間雅文
音楽:羽深由理
総監督:山下清悟
アニメーション制作:スタジオコロリド監督:エロール・セドリック コメント
僕は動物が大好きなので、飼い主とペットが離れ離れになってしまうことを想像すると、とても悲しいです。ポケモンはペットとは違いますが、脚本を初めて読んだとき、パートナーが離れ離れになってしまうのも同じように悲しいことだと改めて感じました。リクオが戻ってくるかなと期待しながら待つコイキングは可哀想です。コイキングは常に無表情ですが、きっと悲しんでいたと思います。明るい作品にしたかったので、その悲しみを強くプッシュしていませんが、ポケモンたち、子供たちの一人ぼっちさのさみしい気持ちは伝えたいことのひとつでした。それでもコイキングは元気に踊り、リクオは心強くリコーダーを奏でます。やっぱり友達増えると幸せ!だって一人じゃないですから。
なお、今後も「ぽかぽかマグマッグハウス」「ゲンガーになっちゃった!?」といった様々なテイストのアニメーションを公開予定です。ぜひお楽しみに!
▼「POKÉTOON」シリーズ再生リストURL
https://www.youtube.com/playlist?list=PLBE2D9BnJJUoFiRz8ZjF2KToAirHYn1Ru
スタジオコロリドについて
温もりのある親しみやすいビジュアルとダイナミックな映像演出を特徴としており、2018年に公開した初の長編アニメーション映画『ペンギン・ハイウェイ』では、第42回日本アカデミー賞「優秀アニメーション作品賞」を受賞。2020年には『ポケットモンスター ソード・シールド』のオリジナルWebアニメ「薄明の翼」や、久保帯人原作の映画『BURN THE WITCH』を制作。さらにNetflixで配信された長編アニメーション映画第2弾となる『泣きたい私は猫をかぶる』は、世界30ヶ国以上でトップ10(映画)入りするなど、数々の話題作を手掛けています。
社名: 株式会社スタジオコロリド
代表取締役: 山本幸治、金苗将宏
設立: 2011年8月22日
住所: 東京都世田谷区赤堤2-32-25
HP: https://colorido.co.jp
Twitter: https://twitter.com/studiocolorido©2021 Pokémon. ©1995-2021 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ライター/ヨシムネ