アメリカ・テキサス州に拠点を置くArmature Studioは、PS4向けアドベンチャーゲーム『Where the Heart Leads』を7月13日(火)に発売した。価格は税込2750円。PS5の後方互換機能へ対応している。
※2021年3月公開のリリース日発表映像
『Where the Heart Leads』は家庭を持つ男性「Whit Anderson」の人間関係をテーマに、彼自身と家族の人生を体験する作品である。作中では、プレイヤーが選択肢を通して干渉することでWhit自身と家族の人生へ変化を及ぼしていく。
2021年3月に公開されたPlaystation.Blogの投稿では、本作のディレクターを務めたTodd Keller氏が「自分だけの物語を作る」ゲームプレイの特徴を紹介している。
投稿によると、本作へ収録されている文字数は60万語以上。膨大な選択肢と数十種類のエンディングが存在するという。また、投稿内では作中へ登場する選択肢の一例として「嵐による損壊をきっかけに賃貸住宅を追い出れた」際の選択が紹介された。
※「妻の所有する土地を売る」選択を選んだ場合は新たな住居へと移住することになる
※「想像力を働かせる」選択肢を選んだ場合は妻の土地へ独創的な建物が建つ
Keller氏によると本作は『HEAVY RAIN -心の軋むとき-』や『Oxenfree』、『ゼノギアス』、『ベイグラントストーリー』といった作品から間接的な影響を受けているという。さらに、演出に関しては映画監督であるデイヴィッド・リンチ氏やウェス・アンダーソン氏、そしてニコラス・ウィンディング・レフン氏からの影響も受けているようだ。
PlayStationの日本語公式サイトでは作品紹介ページもオープンしているので、興味があればチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ