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クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』の7月30日(金)午前2時より先行予約開始。179ドルで、初回分は2021年内の出荷を予定。『Return of the Obra Dinn』開発者や、『壺おじ』開発者の新作が楽しめる

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 Panicは、クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』を、7月30日(金)午前2時より、先行予約を開始すると発表した。

 価格は税別179ドル(約1万9700円)、海外からの発送となり別途送料がかかる。初回分は2021年内の出荷を予定、それを超える分は2022年の出荷となる。

 『Playdate』は、モノクロディスプレイ、クランク型アナログコントローラー、特殊なゲーム配信方法を採用したユニークな携帯ゲーム機。

 本体サイズが74mm × 76mm × 9mmと薄型でほぼ正方形に近く、68mmのモノクロディスプレイを搭載。また画面解像度は400 × 240ドットとなる。Wi-Fi、Bluetooth、スピーカーを搭載している。

 ソフトラインナップとしては、『塊魂』の高橋慶太氏の新作『Crankin’s Time Travel Adventure』『Return of the Obra Dinn』のルーカス・ポープ氏の新作『Mars After Midnight』「壺おじ」こと『Getting Over It with Bennett Foddy』のベネット・フォディ氏の新作『Zipper』などが予定されている。

 また配信方法は特殊な「シーズン制」を導入しており、「シーズン1」では毎週2本のゲームを12週間に渡って合計24タイトルを無料で配信する。「シーズン2」以降も準備されているようだが、詳細は不明だ。

クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』の7月30日(金)午前2時より先行予約開始。179ドルで、初回分は2021年内の出荷を予定。『Return of the Obra Dinn』開発者や、『壺おじ』開発者の新作が楽しめる_001
(画像はYouTube「✨ Playdate Update — 6/8/2021」より)
クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』の7月30日(金)午前2時より先行予約開始。179ドルで、初回分は2021年内の出荷を予定。『Return of the Obra Dinn』開発者や、『壺おじ』開発者の新作が楽しめる_002
(画像はYouTube「✨ Playdate Update — 6/8/2021」より)
クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』の7月30日(金)午前2時より先行予約開始。179ドルで、初回分は2021年内の出荷を予定。『Return of the Obra Dinn』開発者や、『壺おじ』開発者の新作が楽しめる_003
(画像はYouTube「✨ Playdate Update — 6/8/2021」より)
クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』の7月30日(金)午前2時より先行予約開始。179ドルで、初回分は2021年内の出荷を予定。『Return of the Obra Dinn』開発者や、『壺おじ』開発者の新作が楽しめる_004
(画像はYouTube「✨ Playdate Update — 6/8/2021」より)

 今回、予約分で出荷されるのはグローバル版となっており、出荷時点では日本語に対応していないが、2022年以降のソフトウェアアップデートにて日本語に対応する。

 また初回生産分は約2万台となり、年内に出荷を予定。それを超える注文分は2022年に生産・出荷となる。「売り切れはない」とのこと。クレジットカード決済のみ対応、また予約注文ページは英語となり、決済通貨はドル。ひとり2台までの注文となる。

 また『Playdate』本体だけではなく、アクセサリである『Playdate Cover』も購入が可能となる。アクセサリは、ほかにもスピーカーである『Playdate Stero Dock』が予定されているが、こちらは後日に予約の詳細が明らかになるとのこと。

 ユニークなコンセプトのゲーム機『Playdate』が、いよいよ販売が開始だ。インディーゲームクリエイターたちの一風変わったゲームを、オリジナリティあふれるゲーム機でプレイしたい人は予約を忘れないようにしよう。

ライター
クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』の7月30日(金)午前2時より先行予約開始。179ドルで、初回分は2021年内の出荷を予定。『Return of the Obra Dinn』開発者や、『壺おじ』開発者の新作が楽しめる_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter: @fukuyaman

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