Panicは、クランクつき携帯ゲーム機『Playdate』を、7月30日(金)午前2時より、先行予約を開始すると発表した。
価格は税別179ドル(約1万9700円)、海外からの発送となり別途送料がかかる。初回分は2021年内の出荷を予定、それを超える分は2022年の出荷となる。
🗓7月29日 26:00 JST
— PlaydateJP (@PlaydateJP) July 22, 2021
🗾日本時間、来週の金曜日午前2時
🟨Playdate の先行予約を開始します。 pic.twitter.com/xRpH3YNx5L
『Playdate』は、モノクロディスプレイ、クランク型アナログコントローラー、特殊なゲーム配信方法を採用したユニークな携帯ゲーム機。
本体サイズが74mm × 76mm × 9mmと薄型でほぼ正方形に近く、68mmのモノクロディスプレイを搭載。また画面解像度は400 × 240ドットとなる。Wi-Fi、Bluetooth、スピーカーを搭載している。
ソフトラインナップとしては、『塊魂』の高橋慶太氏の新作『Crankin’s Time Travel Adventure』、『Return of the Obra Dinn』のルーカス・ポープ氏の新作『Mars After Midnight』、「壺おじ」こと『Getting Over It with Bennett Foddy』のベネット・フォディ氏の新作『Zipper』などが予定されている。
また配信方法は特殊な「シーズン制」を導入しており、「シーズン1」では毎週2本のゲームを12週間に渡って合計24タイトルを無料で配信する。「シーズン2」以降も準備されているようだが、詳細は不明だ。
今回、予約分で出荷されるのはグローバル版となっており、出荷時点では日本語に対応していないが、2022年以降のソフトウェアアップデートにて日本語に対応する。
また初回生産分は約2万台となり、年内に出荷を予定。それを超える注文分は2022年に生産・出荷となる。「売り切れはない」とのこと。クレジットカード決済のみ対応、また予約注文ページは英語となり、決済通貨はドル。ひとり2台までの注文となる。
また『Playdate』本体だけではなく、アクセサリである『Playdate Cover』も購入が可能となる。アクセサリは、ほかにもスピーカーである『Playdate Stero Dock』が予定されているが、こちらは後日に予約の詳細が明らかになるとのこと。
ユニークなコンセプトのゲーム機『Playdate』が、いよいよ販売が開始だ。インディーゲームクリエイターたちの一風変わったゲームを、オリジナリティあふれるゲーム機でプレイしたい人は予約を忘れないようにしよう。