大阪市に拠点を置くパブリッシャーのDANGEN Entertainmentは、Lunic GamesとDanilo Dominguesが開発するローグライクストラテジーゲーム『Evertried』を2021年秋にリリースすると発表した。あわせてSteamで体験版が無料公開されている。
『Evertried』は、ターン制の戦闘システムを採用した見下ろし型ローグライクストラテジー。プレイヤーは死後の世界に送られた戦士の魂となり、己の生前の価値を証明するため迷い込んだ塔の頂きへの踏破を目指す。
各フロアには敵や危険な障害物といった試練が待ち構えており、攻撃やダッシュ、スキルを駆使し50階建ての塔を駆け上がっていく。5つに分かれた各エリアの終着点では守護神とのボスバトルも。体力を全て失うと魂は消滅し、再び1階からのスタートとなる。高めたスキルの一部は次回のランにも引き継がれるとのこと。
スピード感のあるプレイと戦略性を兼ね備えた自由度の高いゲームデザインも本作の特徴だ。敵を連続で攻撃したり倒したりすると、特別な力が解放され戦闘を有利に進められるほか、トラップに巻き込むことでもスキルの発動ポイントが上昇する。2倍の距離の移動や衝突を回避可能なダッシュを使って敵を出し抜くのも重要な要素のひとつ。
本作のプロデュースを手がけるDANGEN Entertainmentは、各自が大手ゲーム企業での勤務経験を持つ少数精鋭のパブリッシャー。Kickstarterで展開したクラウドファンディングでは、開始から34時間で目標額を達成し、予定の4倍近い約200万円の資金調達に成功したこの秋注目のタイトルだ。
『Evertried』は、2021年秋に発売を予定しており、販売価格は明らかとなっていない。対応プラットフォームはPS5、PS4、Nintendo Switch、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)。なお本作は日本語にも対応している。
ライター/dashimaru