アトラスは、11月11日(木)に発売を予定しているRPG『真・女神転生V』のストーリーやキャラクター、バトルシステムなどの詳細を明らかにした。
プラットフォームはNintendo Switch。価格はそれぞれ税込で通常版パッケージ、ダウンロード版とも9878円、初回限定版は16280円となる。
『真・女神転生V』は、悪魔や神々を仲間にして戦うRPG『真・女神転生』シリーズの最新作。
本作は都内に住む読書好きな高校生の少年が、トンネルの崩壊事故をきっかけに悪魔が跋扈する砂漠化した東京「ダアト」に迷い込こんだとこから物語は幕を開ける。その地で同級生の敦田ユヅル、太宰イチロウと邂逅をはたし、3人は無事に元の東京へと戻ることができた。
同級生・磯野上タオによると、自分たちが暮らす東京のほかに、もうひとつの東京「ダアト」が存在し、そこでは伝説の悪魔達が闇から目覚め、東京と人間たちを狙っているのだという。
そして、その悪魔たちに対抗する組織「ベテル」なるものが存在し、タオもその「ベテル日本支部」の一員なのだという。しかもペテル日本支部は内閣総理大臣が代表を務めていた。
主人公、ユヅル、イチロウは悪魔に対抗する力を使い、ベテルの一員として東京を守る決意をする。
そして平和な学生生活に戻った矢先、ベテルから緊急連絡が入る。東京各地に悪魔が発生したらしい。主人公たちは、各所の防衛と人々の保護のため任務に赴く。そして同時に、主人公たちが通う縄印学園にも、多数の悪魔が押し寄せていた。
主人公と行動をともにする同級生や、各キャラクターは以下のとおり。
磯野上タオ(CV:早見沙織)
主人公の同級生。ラクロス部の高校三年生。
友達思いで世話焼きな性格。
子供の頃から強い霊感を持ち、ベテル日本支部を手伝っている。
ベテルの一員となった主人公をサポートする。
敦田ユヅル(CV:石川界人)
主人公の友人で、行動力のある優等生。
正義感が強く、唯一の肉親である妹ミヤズを守るため、
ベテルに協力し、臨時部隊として戦っていた。
主人公と共にダアトを訪れたことをきっかけにさらなる力を手にし、
東京の平和のために戦うことを改めて決意する。
太宰イチロウ(CV:谷山紀章)
主人公の同級生。根は明るいが、空回り気味な部分も。
成績が悪く、一部からは「残念なやつ」と言われている。
動画配信を趣味とし、高輪トンネルを撮影中に崩落事故に巻き込まれダアトへ迷い込む。
ベテルからの協力要請を快諾。
「悪魔から人を守る」ことを絶対の正義と信じ、悪魔に立ち向かう。
敦田ミヤズ(CV:広橋涼)
ユヅルの妹で唯一の肉親。引っ込み思案な性格。
身体が弱く、よく保健室に行っている。
縄印学園が悪魔に襲撃された際、悪魔に襲われてしまう。
越水ハヤオ(CV:津田健次郎)
日本の内閣総理大臣にして、ベテル日本支部の代表。
冷静で落ち着いた性格で、知略に富む。
イチロウたちに悪魔召喚プログラムを与え、
ベテルへの協力を依頼する。
また本作のバトルは、コマンド制のプレスターンバトルとして進行。敵の弱点を突くことで、味方の行動回数が増え有利に戦うことができる。しかし敵に弱点で攻撃をされると敵の行動回数が増えてしまい、不利な戦局に陥ってしまう。シンプルながら、戦術に富むやりごたえ抜群のバトルシステムとなっている。
バトルを進めていくと、行動により「マガツヒゲージ」が溜まっていき、マックスになった際には、特殊な技「マガツヒスキル」が使うことができる。マガツヒスキルには攻撃だけでなく、補助や回復など様々な効果を発揮するものがあり、使用場面を見極め、効果的に使うことが重要だ。
さらに悪魔には得意な属性と不得意な属性があり、得意な属性のスキルには「+」、不得意なスキルには「-」の適性がつく。威力を取るか、威力は弱いが弱点を突けるスキルを優先するか、自身の戦略に合ったスキル構成のパーティを作ろう。
『真・女神転生V』は11月11日(木)に発売予定だ。