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坂口博信氏が『FANTASIAN』の後編の開発完了を報告。手作りジオラマの背景や、敵を異次元に吹き飛ばし後でまとめて戦闘ができる「ディメンジョン」システムが特徴のRPG

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 ミストウォーカーを率いるゲームクリエイターの坂口博信氏は、Apple Arcade向けのRPG『FANTASIAN』の「後編」の開発完了を自身のTwitterアカウントで報告した。

 『FANTASIAN』は、150以上の手作りジオラマで作られた壮大な背景と3Dで描かれたキャラクターが融合したRPG。ジオラマは『ゴジラ』、『ウルトラマン』シリーズに携わったベテランスタッフが制作しており、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信氏がプロデューサー、植松伸夫氏が音楽を務めている。

 舞台は未知の機械世界。ここで目覚めた主人公・レオアは記憶を失っていた。なんとか頭に浮かんだ光景と少女の姿をもとに、辺境の街エンに趣く。自らの記憶と運命を求めて、探索の旅にでるレオアだったが、その旅路は機械世界の構造と「邪神」と呼ばれる者たちとの邂逅へと繋がっていく。

坂口博信氏が『FANTASIAN』の後編の開発完了を報告。手作りジオラマの背景や、敵を異次元に吹き飛ばし後でまとめて戦闘ができる「ディメンジョン」システムが特徴のRPG_001

 戦闘は、ランダムエンカウントで発生しターン式で進行。またディメンジョンという独自のシステムが搭載されており、これはエンカウントした敵を異次元に吹き飛ばし、あとで、まとめて戦闘することができるというシステムになっている。

 本作は前後編に分かれていることがアナウンスされており、後編の配信は2021年の後半を予定している。

 今回は坂口氏のツイートによって、後編の開発完了が明らかになった形。ともにつけられたツイートの動画では、「COMING SOON」となっている。具体的な配信時期は不明だが、続報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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