いま読まれている記事

坂口博信氏が『FANTASIAN』の後編の開発完了を報告。手作りジオラマの背景や、敵を異次元に吹き飛ばし後でまとめて戦闘ができる「ディメンジョン」システムが特徴のRPG

article-thumbnail-210806n

 ミストウォーカーを率いるゲームクリエイターの坂口博信氏は、Apple Arcade向けのRPG『FANTASIAN』の「後編」の開発完了を自身のTwitterアカウントで報告した。

 『FANTASIAN』は、150以上の手作りジオラマで作られた壮大な背景と3Dで描かれたキャラクターが融合したRPG。ジオラマは『ゴジラ』、『ウルトラマン』シリーズに携わったベテランスタッフが制作しており、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信氏がプロデューサー、植松伸夫氏が音楽を務めている。

 舞台は未知の機械世界。ここで目覚めた主人公・レオアは記憶を失っていた。なんとか頭に浮かんだ光景と少女の姿をもとに、辺境の街エンに趣く。自らの記憶と運命を求めて、探索の旅にでるレオアだったが、その旅路は機械世界の構造と「邪神」と呼ばれる者たちとの邂逅へと繋がっていく。

坂口博信氏が『FANTASIAN』の後編の開発完了を報告。手作りジオラマの背景や、敵を異次元に吹き飛ばし後でまとめて戦闘ができる「ディメンジョン」システムが特徴のRPG_001

 戦闘は、ランダムエンカウントで発生しターン式で進行。またディメンジョンという独自のシステムが搭載されており、これはエンカウントした敵を異次元に吹き飛ばし、あとで、まとめて戦闘することができるというシステムになっている。

 本作は前後編に分かれていることがアナウンスされており、後編の配信は2021年の後半を予定している。

 今回は坂口氏のツイートによって、後編の開発完了が明らかになった形。ともにつけられたツイートの動画では、「COMING SOON」となっている。具体的な配信時期は不明だが、続報に期待したい。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ