Devolver Digitalは8月12日(木)、Four Quartersが開発するループ系RPG『Loop Hero』のNintendo Switch版を2021年冬にリリースすると発表した。
『Loop Hero』はタイトル通り、終わりなき「ループ」を軸としたRPG。本作の核となるループはシステムのみならず、物語の面にも影響を与えている。
プレイヤーはヒーローを導いて、「死神の力により無限のループを余儀なくされた世界」を循環から救うことを目指す。自動生成されたタイル状のマップを周回して進むヒーローの道中、あるいは道の外側に施設や新たな地形を配置し、来るガーディアンとの戦いに備えて彼らを成長させるのだ。
施設や地形はデッキ内のカードとしてランダムな形で手札に現れる。時間経過で敵が出現したり、ヒーローのステータスを上昇させたりと得られる効果はさまざま。自動で行われるバトルの進捗やドロップした戦利品の能力を見極めながら、死なない程度のバランスを保ちつつヒーローを強化していこう。
ループ終了後には入手した資源を使って新たな施設の建設やクラスの拡張を行い、戦略をアップグレード。次第により強い敵やボスと渡り合えるようになっていく。
2021年3月にPC版が先行発売している本作はリリース直後から高い人気を呼び、わずか1週間で売り上げ50万本を達成。多数の実況配信や動画投稿が行われ、Steamでは2万件近いレビューが寄せられるなか「非常に好評」と高い評価も得ている。
ループしている一本の道を、回り続ける勇者。
— Indie World(インディーワールド) (@IndieWorldJP) August 11, 2021
マップをカスタマイズして敵を倒し、回って回って強くなれ。
『Loop Hero』は日本でも2021年冬配信です。#NintendoSwitch #IndieWorld pic.twitter.com/7tcxZO7ceZ
『Loop Hero』のNintendo Switch版は2021年冬に発売を予定しており、販売価格は明らかとなっていない。Steam版では架け橋ゲームズによる日本語訳でのプレイが楽しめたが、Nintendo Switch版での日本語対応についてはまだ正式な発表がないため続報を待ちたいところだ。
ライター/dashimaru