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『メタルギアソリッド』ゲーム終盤シーンにて「2コンで敵の警備兵を操作できる」隠し要素が新たに判明。海外のRTAコミュニティで話題に

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 ライブ配信プラットフォームTwitchのチャンネル「TwitchPlaysSpeedruns」にて、ステルスアクションゲーム『メタルギアソリッド』隠し要素が発見された。本話題は海外のリアルタイムアタック(RTA)コミュニティ「Metal Gear Speedrunners」のTwitterアカウント(@MGSrunnners)にて取りあげられ、本作のRTAへ挑戦するプレイヤーの間で話題となっている。

 今回発見された小技は銃座付きジープで検問を強行突破していくゲーム終盤のシーンにて、“プレイヤー2”側へ接続したコントローラーの十字キーで本来操作できない敵の警備兵を操作できるものである。なお、海外RTA走者であるBlueMetal氏は、ニンテンドーゲームキューブ用ソフト『メタルギアソリッド ザ・ツインスネークス』(2004)や海外にて発売されたWindows版では同じ現象を再現できないことを独自に確認している。

 本現象が発見された「TwitchPlaysSpeedruns」は、チャット欄に打ち込まれた視聴者のコマンドでゲームを遠隔操作させる配信ジャンル「Twitch Plays」の手法を用いてRTAへ挑戦するTwitchチャンネルだ。入力できるコマンドは通常のTwitch Playsよりも細かく、ミリ秒単位の入力やマクロなどの複雑な動作が可能となっている。

※日本時間8月23日の配信映像

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実際の配信画面
(画像はTwitch「Twitch Plays Metal Gear Solid – Type In Chat to Play!」より)

 TwitchPlaysSpeedrunsの公式Twitterアカウント(@TwitchSpeedruns)によると、今回の現象は配信設定時のミスによってプレイヤーの入力コマンド(信号)がプレイヤー1用コントローラーとプレイヤー2用コントローラーの両方へ送信されており、偶然発生したものだという。

 『メタルギアソリッド』では、コントローラーをプレイヤー2側へつなぎ変えることで特定のボスキャラクターによる予測行動を回避する攻略法も存在しているが、今回起きた現象との因果関係は分かっていない。

 『メタルギアソリッド』シリーズのRTAコミュニティでは2021年8月中旬、3分以上のタイム短縮につながる壁抜け技「boba skip」が通常の実況プレイ配信から偶然発見されたことも話題となった。

 1998年のオリジナル版発売から23年の時が経った『メタルギアソリッド』は、研究熱心なRTAコミュニティによって今もなお愛されているようだ。

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(画像はTwitch「Twitch Plays Metal Gear Solid – Type In Chat to Play!」より)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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